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┃ 『ULTRASEVENX』 ┃ テレビ山梨
┗━━━━━━━━━━┛01:55~02:25
ウルトラセブン誕生40周年記念作品
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|2007(平成19)年10月26日(金) 第03回「HOPELESS」|
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登場エイリアン・・・マーキンド星人
脚本・・・福田卓郎
監督・・・鈴木健二
ビデオリサーチ関東地区視聴率・・・1.9%
製作・著作・・・円谷プロダクション 中部日本放送 ULTRASEVEN X PROJECT
映像◆http://video.fc2.com/content/20130508scxQy3St



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https://ja.wikipedia.org/wiki/ULTRASEVEN_X
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┏━━━━━━━━━━━━┓やさしさと勇気を、君へ!
┃ 『ウルトラマン列伝』 ┃ テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━━┛ 18:00~18:30
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|2011(平成23)年10月26日(水) 第017話「光よ集え!ウルトラマンティガ勝利の時!!」 |
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放送エピソード・・・『ウルトラマンティガ』第51話「暗黒の支配者」☆
放送エピソード・・・『ウルトラマンティガ』第52話「輝けるものたちへ」
備考・・・☆は解説パートで紹介されたエピソードですヨ(=^◇^=)
OP・・・♪DREAM FIGHTER♪ 1番:第014話~第020話、第026話~第39話
制作・著作・・・円谷プロダクション
キャッチコピー・・・水6はテレビの前でみんなでシュワッチ! ※(放送開始当初)の放送時間である水曜日の午後6時を表す
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OPhttps://www.uta-net.com/song/121745
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%88%97%E4%BC%9D
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┃ 『スーパーバトル ウルトラマンvs仮面ライダー』 ┃
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|1993(平成五)年 7月21日(水)|発売された特撮ビデオ作品
‡|2011(平成23)年10月26日(水)|バンダイビジュアルからBD、DVDが発売
└─――――――――――――┘BDの特典には、再編集した「ウルトラマン編」「仮面ライダー編」のDVD。上記のビデオ版と異なり、本編は一部の映像がカットされているが、BD特典のDVDでは一部が新規の映像に差し替えられているヨ(=^◇^=)
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3VS%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
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┃ 1999ウルトラセブン マスコミ試写会に参加していただいた方からの感想 ┃
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┌─――――――――――――┐<1999 最終章・6部作> ウルトラセブン1999最終章6部作
|1999(平成11)年10月26日(火)|10月26日、新橋・徳間ホールにて行われた、
└─――――――――――――┘第4弾~第6弾マスコミ試写会にお越しいただいた方から寄せられた試写の感想です。6部作をご覧になった他の皆様は、どんな感想をお持ちになりましたか?是非、当BBSに書き込んでいただければと思います。
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「感想文」かず (3*歳、男) 誰もが自分だけのセブン感という物をもっていると思う。10人いれば10通りの世界があるということだ。この最終章6部作も、その中のひとつとして見せていただいた。こう言っては失礼かも知れないけれど、あれは神澤セブンワールドとしての結末なのだと・・・前置きが長くなったが、今回の試写会に招待していただき、他の方より一足早く新作セブンを見ることが出来たのはとても光栄なことだった。内容にしても、大スクリーンでの鑑賞は非常に楽しむことが出来た。 第4話「約束の果て」で描かれる世界は、ファンタジーに満ちていて、シナリオも良くできていたと思う。最初の3話にいささか失望気味だったこともあってか、後半のスタートであるこの回は楽しんで見ることが出来、続く第5話・最終話に期待が膨らんだ。この回のあの設定が最終話へと関連しているのはやられたという感じである。 第5話「模造された男」では、キングジョーだけに話題が集中しそうだが、本編で描かれている部分を切実に感じる人もいることだろう。セブン対キングジョー戦はハラハラしながら見せて貰った。細かい部分で?というところもあったが、特撮も良くできていて傑作といえると思う。そして最終話「わたしは地球人」・・・この回を見ての感想こそ、人それぞれなのではないかと思う。またそうでなければ、本当にセブンが好きとは言えないのであろうか?前評判通り、6話を通してのテーマ、カジ参謀の真意などが明らかになり、作品の出来としても良くできていて楽しむことが出来た。しかし、どうしても引っかかってしまう部分が残ってしまうのは私だけなのだろうか?このラストのために6作が作られてきたのだとしたら、胸にしこりが残ってしまう感が否めない。自分だったらこうは作らないという思いが先に立ってしまって申し訳ないのだが、そこは許していただきたい。最終話は見る人ごとに、違った思いの残る作品として作られているのかも知れない。それぞれのセブンワールドの中で・・・
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「先日はすばらしい試写会をありがとうございました。感想です」鷹の母 (36歳) いつも、1話1話を時間をかけてじっくり見る私にとっては、次々と話が進んでいくスピードに中々、頭がついて行きませんでした。 以前から、セブンは子どものための特撮物ではないということはいろいろなところで、耳にしていましたが、改めてそう感じました。 ガイアを見ていた頃、CGを駆使したその画面の美しさとリアリティある内容に、これ以上のものは絶対にありえない、と、思っていましたがセブンは全く違った意味で、これ以上のものはない…と、思わざるを得ません。 第1話の頃は、カジ参謀の気持ちが解らなく、あまりの変貌に驚きましたが、第5話、6話と話が進むうちにもしかして、もう少しこの話が長ければ、この人はガイアの柊さんのように、変わったのでは?と、思うようになりました。 第3話でもミズノ隊員をスパイ扱いして、悪者になってしまったカジ参謀。その後も、悪役的な感じですが、冷静に考えれば普通の管理者として、当たり前のことをしているわけです。むしろ、その真意を考えたら、なんて我慢強い人なんだろう。なんて、意志の強い人なんだろう、と、最後はカジ参謀の姿が強く印象に残りました。 かっこいいとか、素敵!という言葉ではなく、隊員達よりも段々とカジ参謀に対する気持ちが、すごく切なくなって、もしかしたら一番人間らしい人だったのでは…と、思えて仕方ありません。
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「ウルトラセブン1999感想文」~キヌタビトより (37歳、男) 「ウルトラセブン1999シリーズ」後半3作の試写会にご招待頂きありがとうございました。第1話の試写会から新作「セブン」を応援し続け、再びそのスタッフ及び関係者の方々と同じ時間同じ空間で、その最終話を見る事ができたのは、私にとって最上の幸せでした。「ウルトラセブン!ありがとう!」最終話を見終わって感じた私の率直な感想です。今回の1999シリーズ、どの作品をとっても「防衛、侵略とは」「科学は何の為にあるか」「異文化との共存、恋愛」などのテーマがしっかりしていて、特撮もアクションも素晴らしい、内容の濃いものでした。奥の深い巧みな脚本によって、我々人類がこの「世紀末」に考えるべき事、また「新世紀」に向けてやるべき事をあらためて考えさせられるような気がします。出演された俳優さんの迫真の演技によって、新ウルトラ警備隊と我らの取巻く人々に自然と感情移入することができ、そのセリフひとつひとつも心に残りました。また、映像もサウンドも美しくモダンで、第4話のファンタジックな世界、第5話のキングジョーとの死闘、そして衝撃のラストを実にドラマチックに盛り上げてくれていました。そういった事からもこのシリーズは単なる人気番組のリバイバルでは無く、その中に語られたさまざまなメッセージをもっと多くの方々にも観ていただきたい作品だと思います。最後に平成セブンに携われた多くのスタッフ、関係者の方々、本当にありがとうございました。TV放送終了から30年後に再びこんな素晴らしい「セブン」に再会できるなんて、当時は夢にも思ってませんでした。特に今回の「1999シリーズ」はリアルタイムで旧作品を見ていた私のようなオールドファンにとっては最高に嬉しい作品でした。また、自分の息子にも「お前達の新しいセブンだよ」と自慢の出来る作品だと思います。これからも是非、2000年に続編シリーズで復活される事を切にお願いいたします。
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「ウルトラセブン1999 最終章6部作 感想文」亀山 晃 (36歳) 真実を目の当たりにした時、私達は何が出来るのか?それを乗り越えることが出来た時に道は拓ける。それが、制作者の願いであり確信である。そう感じました。そして、それは地球人も異星人も関係ないのだと...「ウルトラマンティガ~ウルトラマンガイア」で描かれていた人としての存在意義。「ウルトラセブン1999 最終章6部作」も根底には同じものが流れていると感じました。正直言って、M78星雲の世界を使ってこれだけの内容を描くことが出来るとは思っていませんでした。それだけに感動を禁じ得ません。スタッフ・キャストの皆さん、本当に有難うございました。
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「ウルトラセブンやっぱり最高」 どーも、RYOと言います。この間ウルトラセブンに試写会行って来ました。やっぱセブン最高ですね。もう既に発売となりましたが(当然購入済み)、第四話「約束の果て」は、あのシュシュトリアンに出ていた田中規子さんがゲスト。しかも3役。大龍海という非常にスタイルの良い怪獣も最高。町の昔の風景の合成とかもすごく良く出来ていて最高。第五話「模造された男」はキングジョーもでてくるし、CGのキングジョー(セブンと戦う所)はカッコイイし、高野監督最高!ゲストは原史奈さんで2代目セーラームーンをやった人らしい(すみません、良く知りません)。注目はカジ参謀とモロボシ・ダンのやり取り。くわしくはLD or ビデオ買うべし。そして、何と言っても最終話「わたしは地球人」。フレンドシップ計画の真意とOパーツ、ウルトラセブンの今後、初のカプセル怪獣の共演等内容が盛りだくさん。あ、そうそう この回のゲストは渡辺典子さんでした。そうそう 恒例のウルトラセブンの正体バラシも見所。そしてこの最終回を見る前に、旧セブンの「ノンマルトの使者」を見ておくとさらに面白いぞ。神澤監督最高!!。いやー、試写会の時一番びっくりしたのは、自分のすぐ左斜め前になんと神澤監督が座ってる事。試写会が始まる前に気が着いたので声をかけて、サインとか欲しかったけれど、あがってしまって声をかけられませんでした。うらやましかったのは、自分の右斜め前に居た人がVAPの人らしく、神澤監督に話しかけて握手をしていた事。他にもほとんどの隊員役の人達が試写会に来ていたけれど、やっぱり声はかけられなかった。うーん、残念。1~3話の試写会は抽選に、はずれて行けなっかたので、今回はその仇をとった形です。ウルトラシリーズのLDボックスは全て持っているけれど、試写会を見て、感激のあまりDVDセブンも一気に買ってしまった。そうそう、神澤監督、今度ウルトラシリーズの撮影がある時は自分も出演させてくださ~い。←結構本気です。
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「ウルトラセブン最終6部作」感想文を送らせていただきます。 CITROEN BX (34歳、男) 平成セブンシリーズは今回の6部作をもって終了だとのこと。出演者ならびにスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。試写会に参加させていただき、まず思ったのは「セブンを大スクリーンで見るのは初めてだ」という事でした。テレビで見るのとは違って画面に集中できるため話しに引きこまれて行きました。今回の6部作は、「フレンドシップ計画」というシリーズを通したテーマにと、ウルトラ警備隊員一人一人を掘り下げた話しにより、以前の3部作と比較して一層の深みが出たと思います(失礼ながら以前の作品については「単発的」な感じがしましたので)。今回の6部作で個人的に好きなのは第2話「空飛ぶ大鉄塊」と第5話「模造された男」です。第2話は心温まるストーリーで、かつ「前向きに生きなくてはならない」と思わせてくれました。第5話はについてはじっくり展開するストーリーとキングジョーの迫力がたまりませんでした(やはりキングジョーは大スクリーンに映えますね)。ビデオが発売になるときにはあらかじめ「ウルトラ警備隊西へ」をよく見てからキングジョーを比較してみたいと思います。また6部作が最後に向かって行くところでフレンドシップ計画に関連してカジ参謀の新しい面が色々と見られた事も大変楽しめました(ネタばれになるので細かくは語りませんが)。「最終6部作」という事でしたが、来年公開の「ウルトラマンティガ」に続き2001年にはぜひとも映画に進出してください。今回の6部作で語りきれなかった「フレンドシップ計画」や「ウルトラセブン」を21世紀に入る年に見られたら嬉しいと思います。
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『ウルトラセブン1999最終章』感想 浬 正直に申し上げますと、私は旧作セブンをほとんど見たことがありません。「ウルトラセブン」という作品は知っていましたが、幼い頃のおぼろげな記憶と、たまにテレビでやる懐かしの番組などで見る程度の知識しかなく、まともに『セブン』を見たのTVスペシャルの「太陽エネルギー作戦」からでした。そんな超素人の私ですが、せっかく頂いた機会ですので少しだけ感想を書かせて頂きます。作品全体のことや特撮技術については他の方が素晴らしい感想を寄せて下さると思いますので、私は当初から気になっていた『カジ参謀』にスポットを当てて.....(笑) TVスペシャルのカジ隊員から異例の出世のを遂げ、参謀に昇進したカジの豹変ぶり....。第1話でフルハシ隊長との決別を思わせる回想シーンがありましたが、前作で子犬のように(笑)フルハシを慕っていたカジが、あれだけでフルハシを切り捨て「フレンドシップ計画」を立てるような”冷酷な鬼参謀”に変わってしまったのか?そんな風に変わっていくカジをフルハシは止めることが出来なかったのか.....?とずっと不思議に思ってました。5話6話でその辺りの理由が明らかになるわけですが、そこまでしなければならなかったカジの苦悩、その為にウルトラ警備隊と対立しつつも時々、端々に覗かせるふとした寂しそうな表情や強気に出れば出るほど孤独になっていくカジ参謀に胸が締めつけられる思いでした。6話のラストのカジ参謀の台詞、泣けました。これが本当にここまでカジを動かしていた全てだったのだろうな...と。影丸茂樹さんの熱演も素晴らしくトリ肌ものでした。好きな場面はたくさんありますが、特に3話のミズノ隊員の胸ぐらを掴むシーン、一旦引いて戻ってきたのには笑いました(^^)あのときには思わず自分が参謀であることを忘れ、昔の熱血なカジ隊員に戻ちゃったのかなって...(笑)同じく3話のラストでシラガネ隊長に『作戦はありませんでした...』と云われた時、カジの呆然とした顔の中に何か昔の自分を思い起こしているような表情が印象に残っています。以上、かなり偏りと思い込みの激しい感想でしたが「平成ウルトラセブン」私は大好きな作品になりました。これで最後といわず、これから又続編を作って下さることを大いに期待します!(できれば同じメンバーで...(^^;))...乱文、平に御容赦ください。
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「ウルトラセブン1999最終章 感想文」ペガッサ138 文字通り「総集編」的な今回はどの作品も、魅力的な作品でした。各話にわたっての「伏線」も多く見られ、繰り返しないしはあらためて視聴することによる発見の楽しみもありました。(一部こちらの「深読み」もありますが)世の中は「世紀末」と、昔を振り返ったり物事を悲観的に考えがちです。しかし、その先には新世紀が待っている。未来に向かって進むには、過去を省みながらも前に進まなければならない。今回の「ウルトラセブン」6作を通して自分は思いました。特に、第2話「空とぶ大鉄塊」には強い感銘を受けました。科学の進歩により、「希望」よりも「不安」が先に出るようなここ最近ですが、敢えて前向きなメッセージを我々に訴えたものだと思っています。第6話にも同様の思いを感じました。それだけではなく、悲恋モノの第3話・第4話、エンターテイメントの第5話とどの話も「新しいウルトラセブンの世界」を見ることが出来たと思います。特に「昔話」をモチーフにした話は、昭和「セブン」には無かっただけにその解釈・展開には大変興味がありました。今回の6部作により、「ウルトラセブン」という作品の世界が大きく広がり、さらに「深く」なったのは間違いないでしょう。昨年からの「第2章」(と、勝手に解釈していますが)も終了、今後はどうなるのか…?もし、この先に「続き」があるならば、どんな設定・ストーリーでも自分は受けとめていきます。それが「ウルトラセブン」である限り…。
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『ウルトラセブン』の歴史に新たな名作が加わりました! 加藤宏樹(39歳、男) 第1話「栄光と伝説」のショッキングな話から始まった今回の6部作は、第2・3話と、それなりに楽しめたものの、どんな決着がつくのかどうか少々気がかりでした。 私がよく書き込みしていたインターネット掲示板でも、「カジ参謀=タカ派=悪、ウルトラ警備隊=ハト派=善」という単純な図式に陥ってはいないかとの指摘があり、確かにそんなありきたりな形に落ち着いたら失望してしまうところで、期待半分、不安半分の状態で今回の試写会に赴いたわけです。 第4話、第5話と上映され、問題の最終話「わたしは地球人」が始まりました。そして……。 予想をはるかに上回る話の展開に、映像の世界に引き込まれていきました。 地球防衛軍の最高機密として封印された「オメガファイル」の内容、「フレンドシップ計画」推進の中心人物だったカジ参謀の真意、重大な決意を迫られるシラガネ隊長やタケナカ長官。そして、我らがウルトラセブンに強いられる深刻な葛藤……。 少しばかり抱いていた危惧など完全に吹っ飛び、『セブン』に新たな名作が誕生したことを確信いたしました。 上映終了後、たまたま近くの席にいらっしゃった神澤監督にも、「素晴らしい作品を有難うございます」と、失礼を省みず感謝の言葉を申し上げずにはいられませんでした。 もちろん、特撮番組中もっとも厳しい批評の眼を持っていらっしゃる『セブン』ファンの皆様の事、この作品の発表後には、様々な評価が闘わされることでしょう。しかし、この作品の高いレヴェルを前提とした上での議論になるだろうと思います。 1~5話の内容を思い起こしてみると、確かに最終話への伏線が至る所に張られていますね。今回の6部作、シリーズとしても大成功です。 浦島伝説をモチーフにしたファンタジックな第4話、キングジョーの勇姿に圧倒される第5話とも、充分に楽しめるエピソードです。発売後、改めて見直してみます。 末筆ながら、30年を越える『ウルトラセブン』の歴史に新たな名作を届けて下さった神澤監督、高野監督をはじめスタッフ、出演者の皆様に心より感謝を申し上げます。(了)
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「ウルトラセブン1999最終章6部作」マスコミ試写会感想文 柴田政寛 マスコミ試写会に参加して第四話、第五話、そして、最終話を観させていただきました。その感想を述べたいと思います。 今回の6部作確かにいづれも力作揃いだと思いました。 特に今回は セブン全シリーズのひとつの答えを出す、という話も伺っていたのですが それらしい作り手の気概は、どの作品からもひしひし感じられました。 それと、ベテランのキャストのみなさんの演技ももちろんよかったのですが、今回は、特に最終回の若手のキャストのみなさんの演技の成長ぶりがなんといってもすばらしかったと思います。 しかし、題名に「最終章」と銘打たれているのですけれども、この最終回を観終わってまず真っ先に感じたことなんですが、何か第一話の「栄光と伝説」を観終わった時と同じ気分になってしまっていたのですね。 これで これから何も起こらないで済むはずがない。 答えを出すどころか逆に問題を拡大させてしまったままひとつの物語だけがただ終わってしまっていた、そうとしか思えませんでした。 これから大変なことになるぞ、と思わせたあの第一話のラストの時のように。 こういう終らせ方をしてしまっておいて、これでもう続編がない、というのはまずいんではないでしょうか?という思いでいっぱいです。 どうか、この思い、かなえていただけるとよいのですが。
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「セブン試写会感想です。」島崎 淳 19才(男性)4話:太田愛の持つ作品カラーがかなり異質な印象を与え、「セブン」というよりは「ウルトラQ」のテイストを濃く感じる一本。その分「セブン」でやるべき話だったのかという疑問はやや残らないでもないが、単純に一本のお話として見れば面白く見る事が出来、時間の歪んだ世界の描写なども新しさを感じさせる。特撮ファンにはお馴染みの田中規子も不気味なムードを出していて、作品をしっかり支えていた。5話:とにかくキングジョーだ。満留特技監督の演出が冴えまくっている。世代の人間は「こんなキングジョーが見たかった!」と唸る事うけあいである。分離シーンのアイデアも誰もが一度は考えたものだろう。ストーリー。脚本は右田氏だが、非常に右田イズムを濃く感じる内容だ。ダイナ「君を想う力」を連想。ただ、せっかくのキングジョー、もっとストーリーの全面に出してもよかったのでは? 主役をはった大娯楽編も出来るようなキャラクターになっていたと思うのですが。6話:素晴らしい。失礼だが、「太陽エネルギー作戦」の時点で、まさかこんなものが見れる事になろうとは想像だにしなかった。作り手と客という立場を意識した上でなお、素直にスタッフに「素敵な作品をありがとう」と言いたくなる、なかなかこんな作品には出会えないものです。とにかく気合が入りまくっており、内容も60分使うに相応しいものだった。ビデオ作品であるのが勿体無い。是非フィルムで撮って、劇場でかけてもらいたかった。会社は異なるが「ゴジラVSデストロイア」が同様にシリーズのタブーとも言える題材に手をかけ、結局お茶濁しに終わった事と比べても、今回は見事に真正面から描ききってくれたように思う。本当にいいものを見せて頂きました。キリヤマ隊長のご出演が叶わなかったのが唯一の心残りです。
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「セブン1999最終章6部作」を観て(大貫峻也 33歳 男)先日は4-6話の試写会にお招き戴きましてありがとうございました。1-3話の話は、フレンドシップ計画に反応した「宇宙人」の話として受け取れました。「地球人」が「侵略者」になってしまう・・・このままでは、どうなってしまうのだろうか?約1ヶ月が空き、4話がリリースされました。試写会で4-6話通して観ましたが、4話を改めて観ました。まず内容自体とは関係なく、今回のシリーズは大変深く、何回も繰り返し観て、分かる事、が多くあります。セブン愛する大人世代向けなのかなぁ、とも思います。ですが不思議?なことに3歳の息子もよく観るのです。説明を分かりやすくしながらのことも多いのは確かですが、やはり世代を越えた魅力があるのも確かなのだと思います。TVスペシャル2作、昨年の3部作、そして今回の1999シリーズと、全て親子でも観ております。4話は「浦島太郎の話」もよく知らない息子でしたので、心配でしたが、大丈夫でした。あの「貝殻の時計」が「ダイリュウカイ」になったと理解してしまったようですが、追々説明して行くつもりです。(笑)4話は一貫してカメラワークに印象が残りました。いわゆる各所に観られる「アップ」なのですが、見事に不思議な哀しい話にマッチしていると思いました。そして効果的に使われる「音」・・・「踏切の音」と「半鐘の音」の対比・・・脚本が太田愛さんということで、平成ウルトラ3部作のような期待感が有りました。しかしながら、良い意味で裏切られたというか、大変セブンらしい話となっていました。「なぜ、お前は人間を守る。」の台詞、「海」からの使者・・・本筋から離れた話と思いきや、それは、最終6話まで続く1本の筋となっていました。5、6話については「ネタバレ」になってしまうので多くは書きませんが、実は息子と観る、次の5話は非常に楽しみです。右田さんの脚本らしく、またそれに応えたような特撮シーン。既に次回予告を観られた方なら、お気づきと思います。そして6話・・・オーパーツの秘密、ラストシーン等々、はて息子にはどうやって説明すればいいのだろうか。今から考えても間に合わないかもしれないほど、重く複雑です・・・カプセル怪獣のシーンには泣いてしまうかもしれません。まとまらなくなってしまいましたが、またありきたりですが、この6部作に出会えて本当に良かった・・・と心底思っております。また、この「平成セブン」と言われるこのシリーズが、また今後もなんらかの形で存続されることを大きく望み、筆を置きます。
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「ウルトラセブン1999最終章の感想」(HN)ただの風来坊(年齢)32(性別)男 まず,最終章の後半3本を大画面で見られた幸せに感謝したいと思います。特に,第5話「模造された男」のセブンとキングジョーの戦いは,大画面ならではの大迫力でした。 第4話「約束の果て」は,正直云って好みの系統の話ではありませんでしたが,キーワードとなった「約束」にまつわるいくつかの台詞には,個人的な経験も重なり,色々と考えさせられました。 第5話「模造された男」では,どうしてもセブンVSキングジョーに目が行ってしまいます。直前の重厚なドラマから一転した両者の戦いは,ファンのツボも押さえてあることもあり,見ていて爽快でした。 第6話「わたしは地球人」は,今までに,こんなに見ていて苦しい思いをした作品はなかったです。特に最後のセブンの戦いは…。カジ参謀の叫びも胸に突き刺ささるものでした。 今回の最終章のテーマは,本当に難しいものを扱ったと思います。そういう意味で,円谷プロのみなさんの「挑戦」と作品の出来映えには心から拍手を送りたいと思っています。 それにしても,具体的な内容に触れずに感想を書くのは本当に難しいです。感想文の内容も中途半端で中身がなく,申し訳ないのですが,みなさんには,とにかく「必ず見て,あなた自身の目で結末を確かめて下さい」とだけ言いたいです。
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ありがとう!ウルトラセブン・・・鈴 木 俊 雄 34才 男 我が家の4才になる長男は、ウルトラセブンはもちろん、大好きな番組やビデオが始まるとテレビの前で固まって見ています。いつの世もその姿は変わらないのでしょうね。きっと私も子供の頃、同じように見ていたに違いありません。今振り返ってみると、私に本当の正義や優しさを教えてくれたのは紛れもなくウルトラセブンだった様な気がします。 1999年も終わろうとしている今の時代にウルトラセブンが帰ってきてくれたことは、本当に嬉しいことです。犯罪の低年齢化や学級崩壊など、子供たちを取り巻く環境が問題になっていますが、その原因はきっと私たち大人にあるのではないでしょうか。大人の何気ない言動が積もり積もって「今」を作り上げているのだとしたら・・・。責任重大です。「ウルトラセブン1999最終章6部作」には、そんな大人たちへの熱いメッセージが秘められている様に思います。第2話に、「科学は正義のためだけに使われるべきだ。決して力として誇るべきではない。」という台詞があります。シリーズ全体を象徴しているこの言葉は、人類が21世紀に向けて超えなければならないハードルの様に思えるのです。 私も含めてリアルタイムでセブンを見た人たちはもう30代から40代。子を持つ親の年頃になった私たちがやるべきことは、セブンの意思(心)を子供たちに伝えていくことではないでしょうか。きっとそれが宇宙の平和を守るセブンの願いなのです。 大好きなウルトラセブンを、我が子と共に楽しめるこの喜びに感謝しながら「何年たってもセブンのことで盛り上がれる」そんな親子を目指したいと思っています。デュワッ! キャスト、スタッフの皆さん、本当にすばらしい作品をありがとうございました。
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「セブンシリーズの確立へ向けて」山本修司(39歳、男)後半3部作を試写会で見終わって、改めてウルトラセブンの世界観と価値観の大きさ、スケールに驚いています。この6部作を1999年の現在時点で世間に問う意味って、ああこのテーマの連続性の上に置かれているんだと、気がつくのです。セブンの空想科学性と、重厚なテーマが、パラレルに織りなす人間模様は、同時代を生きている30才代~40才代にきっと大きな共感の波を起こすだろう。30数年前には、ベトナム戦争、大学紛争、沖縄返還問題がありました。では、世紀末2千年紀を迎えようとする1999年現在はどうか。続発する地域紛争、貧困、その一方で家族愛の喪失、信頼関係の希薄等々、大きく社会は変化しました。カザモリ氏は、ダンによって蘇生したが、平成ウルトラ警備隊も今後とも活躍してほしい。フルハシの復活は、ある意味において、21世紀の未来を生かす世代の生き残りとして、ウルトラ警備隊と地球防衛軍との要となって欲しいと思う。主役が2人いると指摘する人がいるかもしれない。でも、カザモリはカザモリだ。そして、M78星雲人のウルトラセブンは、ダンに他ならない。地球人カザモリを生かすためにも、ダンとの共生を果たして欲しいと思う。最後に、今回の6部作は、正に映画スタイルで一貫したテーマがある。次は、映画化とそれに続くTV化だろう。ウルトラセブンの世界観の上に、光を継ぐものとして、明白に希望ある、セブンシリーズを確立して欲しいと思う。今回の製作する上での力の入れようは伝わってくるが、スタッフ、プロデューサー、、出演者ともども、6部作をを引き継いでセブンシリーズとして、不滅の金字塔を打ち立てて欲しいと思う。
************* http://www.vap.co.jp/u-seven/old/seven_e5.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B31999%E6%9C%80%E7%B5%82%E7%AB%A06%E9%83%A8%E4%BD%9C
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1968(昭和43)年 9月 8日(日) 第49話「史上最大の侵略(後編)」
1971(昭和46)年11月12日(金) 第32話「落日の決闘」23.4%
1973(昭和48)年 1月 5日(日) 第40話「パンダを返して!」
1973(昭和48)年10月26日(金) 第30話「逆襲! 怪獣軍団」
1974(昭和49)年 8月30日(金) 第21話「見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 北の果てに女神を見た!」
ウルトラ怪獣図鑑 「なんたってウルトラマン」 https://youtu.be/hG2WgyLkXIk