しかし、キリスト信者たちに会って、がっかりしたそうです。
キリストに近づこうとしている人たちにとって、
キリスト信者たちが最悪の障害物になっていることがよくあります。
言葉だけきれいなことを言って、自分は実行していないことがあるからです。
人々がキリストを信じようとしない一番の原因はそこにあります。
マザー・テレサ
マザー・テレサはいつも神さまに語りかけ、
聖霊の言葉をいただかれていました。
今日の言葉は一見、きつく感じる人もいるでしょう。
わたしも最初、このことばを読んだ時、そう思いました。
当たっているからです。
何度も読んでいる内に、使徒行伝のことばに心を動かされました。
”そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。
みんなの者におそれの念が生じ、多くの奇跡としるしとが、使徒たちによって、次々に行われた。
信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、 資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。 そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、 神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。
そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。
（使徒行伝2：42～47）”
キリストの身体と聴こえてくるのです。
あなたはクリスチャンですか？
よく聞かれることがあります。
はいと答えると、
やっぱりそうでしたか？と相手は安心されます。
笑顔で信頼関係が始まります。
こんなに罪深いものを、クリスチャンというだけで信用させてしまった？
そんなふうに思う時もあります。
主に恥ずかしくないように生きよう。
努力してもできっこない醜さに嘆く時も多々あります。
人はうわべを見るが、神は心の内側を見られる。
サムエルに主が仰った言葉を思うと、
主はなんでもご存知だから、24時間忠実であれと言われます。
知って犯した罪も知らないで犯した罪も、
存在そのものが罪だということも、
おゆるしください。
清めてください・・・
値なきものに対して、
主はあふれるほどに大きな愛で包み込んでくださいます。
主から来る一方的な恵み以外の何ものでもありません。
すべての人に好意を持たれるとはどんなことか、
ここを読むとわかってきました。
神さまが願われる共同体である教会の始まりの姿。
いつしか時が流れ、教会には組織ができてきました。
自分たちの教会だけは特別、
自分たちは特別な選民・・・etc.
神から来たものではない、
人の思いから来るものを正当化していく人間の弱さや愚かさが
今の教会を作り上げて来たのかも知れません。
わたしは世界中の教会がカトリックもプロテスタントも
一つになることを願って祈っていますが、
ひとつになれないものを
マザーも見ていたのだと思います。
神から来るものは一つの霊からですから、一致へとつながるからです。
神さまにとってはみんな等しく愛おしい存在です。
マザーは、いつもすべての人の中にキリストを見ておられました。
今、道路に座って物乞いをしている人、
今、道路に転がって血を流して死にそうな人、
今、職場でいじめられている人、
今、重い荷物を抱えて目の前を歩いている人、
今、ひとりぼっちで校庭の片隅で泣いている人、
今、家族がいない家の中で孤独の中に死しか考えられずに泣いている人・・・
それがキリストだったら？？？
神さまはそんなところにはいないと言えるでしょうか？
表の顔も裏の顔もいらない。
いつも等しく与えられている24時間を神さまに向けて目を上げていられますように。
いつもキリストの目と耳とハートで仕えて生きる者であらせてくださいと祈ります。
今日は愛する父の誕生日です。
生きていたら・・・と、朝から父と祈りのなかで会話を交わしました。
「天国は主を礼拝する所だよ」
父は嬉しそうにそう言います。
地上で会えない悲しみや寂しさを通り超えた天の世界にいる父。
天と地で一緒に礼拝する者としてくださいました・
肉体を持っていた父の最期に、
「お父さんはキリストさまだったんだね」
と言わせてくれた人でした。
愛する父の家族として、わたしを送って下さった主に感謝いたします。
わたしの人生がほかの人にとって障害物とならないように、
聖霊さま、正しくお導きください。
NameJesus,Amen.
”多くの人をもって救うのも、
少ない人をもって救うのも、
主にとっては、なんの妨げもない。
（サムエル14：6）”
