私たちは、苦しみというものは大きな愛と、
考えられないほどの寛大さに変容し得るということを、
確信できるようになりました。
マザー・テレサ
1.17阪神淡路大震災から24回目。
神戸では多くのイベントが開催されました。
わたしにとっても忘れられない日。
あの揺れの中で、神さまの声を聴きました。
『おまえのものはなにひとつない・・・』
そして、しばらくして、
『わたしはいつもお前とともにいる・・・』
神さまは永遠に共にいてくださるかた。
大丈夫、何があっても大丈夫！
あの時、怖くて震えながら、
娘と二匹の猫と一緒に
これからもずっと、
神さまが一緒だから大丈夫！
不思議な平安に包まれていました。
直後に娘と一緒に西宮にボランティアに出かけ、
この世のものではないような悲惨な光景を目にしながら、
涙を流しながら祈りあいました。
それから間もなくして、
奇跡がたくさん起こり始めました。
それは、わたしが想像もしなかった世界、
神の永遠の愛といのちの世界でした。
震災前と震災後、
人生を変えられた人たちが多くいます。
＊＊＊
御影にある御影神愛キリスト教会では、
「阪神淡路大震災追悼のつどい2019」
が開催されました。
大阪クリスチャンセンターに事務所がある、
モリユリ・ミュージック・ミニストリーズの主催でした。
司会は福音歌手の森祐理さん。
森さんは、当時神戸大学4年生だった弟さんを震災で天に送られて以来、
ずっと歌を通して世界中の被災地に心の支援活動を続けておられます。
弟さんが天から一緒に働いておられることを感じる時間でもありました。
永遠の世界にいる人たちは、目には見えなくても感じることができます。
しあわせ運べるように
（震災後に、5分でできたという歌）
みんなで歌いました。
当時のサンテレビの記者、
ニューライフ教会の牧師、
震災後に太陽光発電の会社を起こされた社長、
神愛教会の牧師、
森祐理さんの証も含めて、
ハートに響くメッセージをどの方も語られました。
本当に神さまが語らせて下さっていました。
すべてが礼拝の祝福の中にありました。
賛美歌もみんなで神さまにお捧げしました。
本当に美しくて、賛美が大地を深くいやしていきました。
素晴らしい時間を与えられたことに
心から感謝しています。
森さんのお働きのためにも、
世界中の被災地の復興のためにも、
祈り続けて行きたいと思います。
＊＊＊
このイベントに行きたいと思った時、
まだ病の中で苦しんでいる妹を誘いました。
ところが、妹の近所に住む姪の体調が悪くて、孫を見ないといけなくなったとの返事が来ました。
わたしは一人でも行くから心配しないでネと言いました。
精神的にも負担をかけることはしたくないと思いました。
その夜は、妹のことも姪のことも
いやしを強く祈って眠りました。
朝になって支度をしていると、妹から電話がありました。
姪が元気になったとのこと。
神戸に一緒に行きたいと！
ハレルヤ！！主よ感謝します♪
神さまが妹と一緒に教会に出かける計画を整えて下さったのです。何という喜び、感謝でしょう。
不安ながらも京都から一人で電車に乗って来るという妹と大阪駅で待ち合わせをしました。
そして、二人で阪神電車に乗って御影に向かいました。
妹が不安な中にあっても行動を起こしてくれていることがわたしにとっては奇跡であり、嬉しい時間でした。
神さまに向かっているしるしだからです。
愛する妹のために、わたしにできることを最大限してあげたい。今は心からそう思い祈っています。
妹は、昨年の7月、猛暑の日、精神的に不安に駆られて病院に行ったまま、
緊急でそれから4ヶ月近くも強制入院させられて連絡が取れませんでした。
妹も訳が分からず、とても辛かったと言いました。
わたしも、はじめてあんなに辛い日々を過ごしたことはなかったほど、
何も手につかず、祈り続けた日々でした。
妹の存在がどんなに愛おしいかを知らされた日々でした。
すぐ隣りにいる妹の笑顔を見ながら、
一歩踏み出してくれたことに感謝で胸がいっぱいでした。
妹は聖書も毎日読み続けていると話してくれました。
そばにいながらも、わたしはずっと祈っていました。
”まず、神の国と神の義とを求めなさい。”
マタイ6：33
聖書の言葉が響きました。
さらにイエス様はおっしゃいました。
そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。
だから、あすのことを思いわずらうな。
あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。
一日の苦労は、その一日だけで十分である。
（マタイ6：33～34）
1/19の花言葉
ユキヤナギ
愛らしさ・懸命・殊勝・静かな思い
