貧しい人たちの食べ物のために、
かなりの額のお金をくださいました。
わたしは彼らに尋ねました。
「どこで、こんなに沢山のお金を手に入れたのですか?」
彼らは言いました。
「二日前、わたしたちは結婚しました。」
わたしたちは、結婚衣装を買わないこと、
結婚式を盛大にしないこと、
そして貧しい人たちの食べ物のために、
あなたにお金を差し上げることを決めたのです。」
わたしは重ねて聞きました。
「でも、どうしてそんなことを決めたのですか?」
彼らは言いました。
「わたしたちはお互いにとても愛し合っているので、
なにかの犠牲をすることによって、
あなたが奉仕している人たちと、愛の喜びを分かち合いながら、
いっしょにわたしたちの生活をスタートしたい、と思ったのです。」
このような愛は尊い愛です。
わたしたちが、このような愛をたくさん育てれば育てるほど、
もっと神に近づいて行くのです。
(マザー・テレサ)
”主はあなたを見守る方
あなたを覆う陰、
あなたの右にいます方。
昼、太陽はあなたを撃つことがなく
夜、月もあなたを撃つことがない。
(詩篇121:5~6)”
アドベントキャンドルが2本灯りました。
クリスマスキャロルには、古くから歌われてきたものや、
民謡、新しいワーシップソングなど、数知れず、曲があります。
私の教会には記念日祝福はありませんが、大和カルバリーや関連の教会、
近所の教会では、毎月、誕生日、洗礼記念日の祝福祈祷がされています。
召天者記念礼拝も大切に行われています。
12月は愛娘の洗礼記念日なので、一緒に祈りました。
私も再洗礼記念日。
娘からは、「一回にしてね」と言われましたので、4月のイースター優先にしています。
私的には、二回あっても嬉しい。
もう10年ほど前に天に還られたあるおじいちゃまは、多分、5回以上洗礼受けられていました。
芦屋の礼拝の帰り、14時から礼拝している我が家に、
もう一度礼拝するために寄って下さって一緒に礼拝を捧げていました。
いつも「イエス様の愛だけでいいんです」と仰ってたおじいちゃまでした。
洗礼を受けて新たによみがえりの命を受けられていました。
何度でも新たにされるおじいちゃまの洗礼を見ながら、
不思議な思いで神様の愛を見せられていたことを思い出します。
嬉しいことなので、毎月一緒に祈りながら、
毎月新しくされていく思いを持って感謝しています。
クリスマスに洗礼を受けたクリスチャンの数を世界統計してみたいと思いました。
やっぱり、イエス様と同じお誕生日にしたい、
生まれる日と、亡くなる日は神さまにしかできませんが、
洗礼の日は自分で決めることができるので、一番嬉しい日にと思います。
讃美歌には作詞作曲された方のエピソードが多くあります。
マルチン・ルターの曲も有名ですが、
賛美歌と知らないで学校の音楽で歌ってきた曲も数知れずあります。
讃美歌2編の243番に、
「闇は深まり」という讃美歌があります。
ナチスドイツ政権下で、ベルリンの詩人J.クレッパーが作詞したものです。
クレッパーは子ども連れのユダヤ人女性と結婚していたため、
迫害で苦しみながら、祈り続けていたのだと思います。
ユダヤ人と結婚していたという理由だけで、
職も、作品を発表する機会も失われてしまいました。
強制収容所行きとされる妻と子
愛する家族との道が閉ざされて、
自ら、家族3人、死を選んだとのことでした。
選択肢がない国家権力。
でも、そんな防ぎようがないところにも、主は共にいてくださる方。
共に苦しんで下さる方。
見守っておられる方。
この方の愛と平安は誰も切り離すことができません。
永遠まで、十字架の約束が、
信じる者の上に与えられています。
闇は光に勝つことはありません。
世の光として来てくださったクリスマスの御子イエス・キリスト様、
あなたを信じ、あなたとともにこの人生を歩ませてください。
現実は闇のようでも、
あなたにある希望は輝く光ですから。
インマヌエル、Amen.
闇は深まり
1 闇は深まり 夜明けは近し
あけの明星 輝くを見よ。
夜ごとに嘆き、悲しむ者に、
よろこびを告ぐる 朝は近し。
2 おさな子となり 僕となりて
み神みずから この世にくだる。
重荷を負うもの かしらを上げよ、
信ずるものはみな 救いを受けん。
3 闇は去りゆく。 目さめて走れ、
救い秘めたる あの馬小屋へ。
恵みの光 照り輝きて
悩み悲しみは もはやあらず。
4 闇の中にも 主は歩み入り、
かけがえのない われらの世界
死の支配より 解き放ちたもう。
来たらしめよ 主よ、み国を。
讃美歌21 243番
12月6日の花言葉
ブバルディア
予感
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