あれもこれもわたし。

日々試行錯誤する「わたし」の記録。

『ありがとう』

2011-03-10 08:45:50 | 日常
キラキラと輝く瞳。
きちんとそろえられた小さな手。

晴れやかな笑顔がそこにはありました…!

幼児から小学生まで異年齢のこどもたちが集まる児童館。
(たまにはボランティアの高校生も来てくれます☆)
日々それぞれのこどもたちと関わってゆくのはもちろんのことですが、今年度はその中でも、ある幼児親子のクラスを任されていました。

まるまる一年を担当するのは初めてのこと…。

4月に覚悟を決め取り組んできたものの、迷いも無かったわけではありません。
自身の力量不足に悩んだ時もありました…。

それでも彼らと関わるたびに『今』だからこその掛け替えの無い宝物をもらえているような気がしていました。

見つめる54の瞳。
まっすぐでキラキラしていて好奇心に満ちたまなざし。

打てば響くような素直な反応があり、それが楽しく、様々な行事や遊びをとおして彼らの内面に触れたり、その成長を目の当たりにしてきました。

最初はお母さんにくっついて離れなかった子がお友達と連れ立って走りまわったり、陰に隠れて恥ずかしそうにしていた子がすすんでインタビューに答えたり…。

その子なりのペースで少しずつできることが増え、まわりと自分の境界もおぼろげながら見えてくる…。

恥ずかしがり屋。照れ屋。頑張り屋。
しっかり者。おしゃれさん。おっとりさん。わんぱく小僧…。

そのひとりひとりが未来を担う大切な『たからもの』

彼らと深く関わった一年は(前年を入れると二年になります☆)私にとって生涯のたからものです。

…昨日は、そんな彼らと過ごす最後の式となりました。

手をつないだり、くっついたり、一緒に写真を撮ったり…。
ともに成長を見守ったお母さん方とも話をしてきました。

4月からはそれぞれに新しい集団生活に入ってゆく彼ら。

新しい環境に入っても、沢山遊んで、いろいろ経験して…ますます輝いていって欲しいと思います♪
…そのまなざしがあれば大丈夫…!

そして…。
いつどこで会ってもいいように、私自身も負けずに成長を続けてゆけるよう頑張ります!

…巣立ちの季節に思う…。
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