それぞれの。

写真にはそれを撮った人の視線や気持ち、『その人らしさ』といってもよいものが如実に表れてくるのかもしれません…。

…さて。
素敵な皆さん、お元気ですか？
最近めっきり寒くなってきましたが、風邪などひいていませんか？

私が最近ハマっているもの。
それは…『スライドショー作成』です♪

以前の記事でもお伝えしました、弟の結婚披露宴（ひろがる。）で流れたスライドを見て闘争心に火が点いた（！）アニキが、兄弟姉妹旅行の写真を使ってスライドを作り出したのがきっかけでした。

現代には本当に便利なソフトが出ているらしく（今まで知らなかったのがもったいない！…そう思いました…）、BGMを加えたり、写真の切り替えも様々な方法があったり…。
ソフトのほうで思わぬサプライズをしてくれたりと、その機能には素晴らしいものが詰め込まれています☆

なにより写真に「動き」がつけられることで、アルバムに綴じたのとはまた違った味わいの楽しみ方ができるのです！

この度兄弟姉妹で、互いのカメラで撮りあった『チャリ駅伝』（第1回・第2回）の写真を使い、スライドショーコンペを開催することになりました。

どの写真を使うか、どのような順番で並べるか、選曲はどうするか…。
互いに同じ写真素材を使うわけですから、それぞれのカメラで撮られた写真をじっくりと眺めなければなりません。

同じ時間と空間を過ごしたはずの3台のカメラ。

互いに走者として走ったため、3つとはいうものの、撮影者が様々だったということは言うまでもありませんが、それにしても本当に驚くほど様々な写真があります。

デフォルメして撮られたもの。
そこにいる仲間たちをきれいにフレーム内におさめたもの。
だけでなく背景もきれいに切り取られているもの。
小道具撮り。
カメラ目線。
背中ばかり。
躍動感の見えるもの。
勢いを感じるもの。
楽しさ。まったり。シャープさ…。

あらためて丹念にそれらを眺めてみて、おもしろいようにそれぞれの個性を感じました。

大胆であったり、きちんとしていたり…。
それは、撮影した人の思いや視線……そして、被写体である仲間たちとの関係性がその1枚に凝縮されているからなのでしょう。

『…きっとそれぞれでいいんだ…』

それぞれの写真。
それぞれの思い。
それぞれの生きかた。
それぞれの人生…。

それぞれに違う視線を持っているからこそ刺激を受けたり、助け、助けられたり、癒されたり……人生はより楽しいものになるのかもしれません。

…とは言うものの…まったく同じでないにせよ…そばを歩いていたかったな…。

そう感じることもあるけれど…。

自分を見つめ直すために、またゆっくりと写真を撮りにゆこうかな。
さらに新しい世界を見つめてゆくために…！

※ちなみに…コンペ出品作品は日々手直し中です☆
　…締め切りはいつなのか…。
　またそれぞれの作品に出会えるのが楽しみです♪

【ただいまのESSE走行距離：81880km】