ステキな皆さん、こんばんは☆
残暑もまだまだ厳しき折……負けずに毎日を楽しんでいますか?
(私は洗いものが楽しい今日この頃です♪)
今日は、実は書こうと思ってひとつ実験をしていたのですが、それについてはまた後日…別の話題です☆
…さて。
こどもたちの夏休みも残り僅かとなりました。
職場の公民館では毎年『夏休み学習室』と銘打って、高校生や大学生のお兄さんお姉さんに勉強をみてもらう、という楽しげな事業が入ってきます☆
朝から晩まで入れ替わり立ち代わりこどもたちがやってきて、普段以上ににぎやかで、思わぬ関わりができる時期…。
中でも、今日思わず「なるほど…」と感じさせられる出来事がありました。
隣のホールへ備品を準備しておこうとロビーを通りかかった私。
中学生の男の子から「すみません」と声を掛けられました。
「…コレ…どうやって使うんですか?」
彼の指差すその先には……公衆電話。
古き良き時代を彷彿とさせる、ピンク色の、硬貨のみ使える、ダイヤル式のタイプ。
こちらは毎日見ているので気にも留めていませんでしたが、よく考えてみると今では非常に珍しい(そういえばここでしか見ない)…。
公衆電話自体が少なくなっているし、緑色でテレホンカードが使えるタイプが主流になっているからです。
いつの間にか『ダイヤルをまわす』から『ダイヤルを押す』…。
それどころか『ダイヤル』という言葉自体あまり聞かれなくなりました。
家庭用も、あの黒光りする重厚感から、気づけば限りなくハンディーで軽いタイプへ…!
重さも見た目もだいぶ変貌を遂げました。
尋ねられて私は思わず、「こういうの…初めて?」と訊いてしまいました。
彼は「ハイ」とうなずきましたが、どうやら10円玉はそれなりに準備してきた模様。
数字の下に開いている穴に指をかけて、右下のツメまでまわすことを教えてみると、おっかなびっくり挑戦し始めました!
…なんだか逆にとても新鮮…♪
彼にとっては、まさに『未知との遭遇』
その現場にたまたま私も居合わせたのでした☆
道具がひとつ変わるだけで、それに伴う動作が変わるのはもちろんのこと、それにまつわる思い出や経験までも変わってゆくのかもしれないな…そう感じました。
児童生徒のうちからケータイやスマホを預けられる時代…。
家の電話から、ドキドキしながら気になる子の家へかけたり(お家の人が出るとまたドキドキ)、大人たちの眼を気にしながら友達と長電話したり……なんて、もうないのかなぁ。
なにより幼い私にとって、あの『黒光り』は一種独特な存在感を醸し出しているように見えました。
留守番している自分が、かかってくる電話に出たことで、大人の世界に仲間入りしているような不思議な誇らしさとか…。
…兎にも角にも。
無事電話できた中学生は心底ホッとしたような表情を浮かべていました。
初めてにはいつでも、緊張と高揚感がないまぜになっているのかもしれません…。
思いがけなくいろいろなことを感じさせてくれた中学生。
「知ってる!?ムカシの電話ってさぁ…」
なんて会話が生まれたり…してゆくのかなぁ…♪
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ダイヤル式ならなおさらわからないよね(;^_^A
試してみたいという気持ちが可愛いな(*^^*)
…かなり衝撃的でした。
思えば児童館にいた時もピンクの公衆電話はあったけれど、プッシュ式だったので…それほど操作に困る子もいなかったのかもしれません☆
テレカしか持ってない子とかもいたなぁ…。
時代なのでしょーか。
いずれにしても『初めて』はとても貴重ですね!
一度しか味わえないし…♪