皆様、G☆Wをいかがお過ごしでしょうか?
例年ならばもっと賑わっているはずの大型連休ですが、各地に残る震災の名残…。
今年は、連休を利用して被災地にボランティアに赴く方々もいらっしゃるようですが、くれぐれも『ボランティア』本来の意味を忘れないでいて欲しい…そう思います。
…さて…。
私はというと、いつ起こると知れない大きな余震に怯えながらも、ちょっと遠出のドライブに連れていってもらうことができました♪
昨年の今頃は『弾丸ライナー』と称して本州の北限へ降り立っていた私。
そこまでは行けなくとも、日常の喧騒からしばし抜け出して、自然に囲まれ、その空間に浸りに行けるのはとても嬉しいし、有り難いことでもありました☆
ここまで来ることができた。
大好きな友人と。
美しい景色と。
カメラと。
…なにより安らげる山の空気…。
目前に広がるエメラルドグリーンのダム湖。
まだ雪が残る山々…。
見て。
聴いて。
触れて。
その空気を味わえる…!
こうして出会えることに…。
連れてきてくれた友人に、感謝しなければなりません。
…大型連休の前半戦も終わろうという、今日、夕方…。
父の従兄弟より一本の電話がありました。
石巻で被災した彼ら父子の母と妻が見つかった。
『身元不明』とされて埋葬されていたところを見つけることができたのだそうです。
新聞でそれらしい名前を見つけ、震えながら電話を掛けたこともあった…。
避難生活を送る彼らに、ラジオや乾電池などの思いつくかぎりの荷物を持って会いに行ったこともあった…。
幼い頃から仲の良い従兄弟トリオの家族の悲報…。
気丈な父の声は、堪えながらも、わずかに震えていました。
…震災から50日…。
あの日の爪跡が残る被災地…。
驚くほど復旧が進んでいる土地もあれば、痛々しいほどに傷跡を残しているところもあります。
…でも。
…あの日の記憶は消せない…。
たとえ復旧しても、復興しても…あの日の驚きや、恐怖や、辛さや、悲しみを…容易に忘れることはできないのだと思います。
まだまだ余震にさいなまれているとは言いながら、身の回りに不自由はないところまで生活が戻ってきている私たち…。
『生きる』『生かされている』ことの意味をしっかりと考えていかなければ…そう感じています。
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