あれもこれもわたし。

日々試行錯誤する「わたし」の記録。

函館ひとり旅 - その1 -

2008-10-06 22:15:49 | 

ちょうど先月の今日になります。
最寄りの駅を出発し、単身函館へと向かったのは…。

思いがけなく4連休をもらえたのがきっかけでした。
亡き祖母の故郷である、北海道に行ってみよう…。
準備期間はあまりなかったものの、それはとても自然な思いつきだったように思います。

自身のスピードにも無理がない「ローカル線」ののんびり旅。

土曜ということで朝方のローカル線には学生がまばらに乗り込んできました。
車窓に広がる、のどかな田園風景…。
山でも近いのか、バックパックを背負った人、大きなカメラを持った人…。
同級会なのか…会話に花が咲く同じようなお年回りの団体…。

駅を過ぎるごとに少しずつ色が変わっていきます。
その違いに…その中に身を置くのが楽しく、なんだか不思議な気分でした。

時間の関係上、盛岡―八戸間のみ新幹線を使いました。
八戸からは函館行きの特急に乗車。青函トンネルをくぐり抜け…いよいよ本州を離れます。
函館までの特急は、海岸線に沿って走るので、右手に海、左手に山をのぞみながら…。
岩手北部から屋根の形が独特に変化してくるのですが、北海道へ上陸すると…そこに丸みを帯びた煙突がついているのです!

13:58。ついに函館駅到着!

改札までの壁に掛けられた函館ゆかりの偉人たちのモチーフを眺めながら、人波にもまれるように改札を出ます。
なにより驚いたのは駅前の広さ…!
道幅が広い…。
後に確信したことですが、道路の幅も広めだし、土地に余裕がある…。
そのおおらかさがとても気に入りました♪

         

        

楽しみにしていた路面電車に乗り込み(窓のついたマッチ箱に乗っているような…レトロな感じ☆)、今回の宿泊先であるユースホステルを目指しました。
ユースに泊まるのも初めて。目の前には魚屋さんから発展したようなスーパーがあり、徒歩2分で海岸線、10分ほどで市街という便利な立地でした。

函館の夜景が見える函館山へも歩いて行ける距離。
荷物を宿に置いてさっそく散策に向かいました。

函館の夜景は日没後1時間くらいが一番きれいだと言われています。
早めに登ってみましょうと意気込んで坂の途中から仰ぐ函館山は…頂上が見えないほどの霧がかかっていました。
ロープウェイの切符売り場でも
「今日は霧がかかっていますが、よろしいですか?」
と声を掛けられましたが、好奇心は抑えられず…意気揚々とロープウェイに乗り込みました。
…乗客もまばら。
しかも旅行ガイドや観光パンフレットを持った旅人ばかり…。
地元の人から見れば私も同じ旅行者なのでしょうが、その私がまわりの旅行者の所作を興味深く眺めてきました。
異常なまでのカメラ撮影…。
肉眼で…その瞬間を肌で感じられるのは自身の眼であるのにな…。
そう感じられた自分もなんだか新鮮でした。

頂上に登ってみての結果は…見事なまでの霧。視界はゼロに等しかった…。
お土産やさんを覗いて、ご当地ガチャポンをやって…下山してきました。

       

陽が落ちた市街をきょろきょろしながら歩き…ユースで教えてもらった評判のカレーやさんで夕食にしました。
お店の名前は「小いけ」。辛めのルーが自慢の老舗のカレーやさんです。
歩きまわって疲れたのとお腹も減っていたので、ボリュームたっぷりの「オムレツカレー」を注文!
細切れのハムが混ざったとろとろの卵がほど良い塩加減で、辛めのルーとよく合いました!……美味しかった……♪
(小いけには函館滞在中もう一度お世話になることになります☆)

       

水を飲み飲み美味しくいただいて、優しいお店のご主人から観光パンフレットをもらい、お店をあとにし……またまた夜の市街を眺めながら帰路につきます。
出掛けた時とはまた別の車やバイクが停まっている玄関。
今日の宿泊客は少なめと言っていたけれど…新しいお客がやって来たのかもしれません。

部屋に戻り、テレビをつけてみると…当然のようにお天気も地方ニュースも北海道…なわけで、毎晩21:00以降にユースでサービスされる北海道産の手作りアイスクリーム(ちなみにこの日はアールグレイ味にしました♪)をほおばりながら、ベッドの上で本日の回想と翌日のプラン構想をたて…1日目終了☆
ぐっすり眠りについたのでした…☆

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