素敵な皆さん、こんばんは。
ご無沙汰しておりましたが、皆さん、お変わりなくお過ごしでしょうか？
おかげさまで週末、劇団の公演を無事に終了することができました。
まだまだコロナが落ち着かない中での公演は今まで以上に心配りが必要でしたが、調べたり話し合いをしたり、時には路線変更もしながら……なんとか当日を迎えることができました。
加えて、劇場での公演が出来なかった２年半のブランクは確実にあるようで、今までならすんなりと進んでいたであろうことも思い出しながら…という状態。
それも、私だけでなく誰もが少しずつそのような雰囲気なので、確実にそれが重なってゆく……！
でも、新人＆ベテランを含め、それぞれの力が結集していく姿も垣間見ることができました。
このメンバーで公演が出来て、本当に幸せだなぁと思う瞬間でした。
今回の作品は、私にとって思い出深い作品のひとつです。
初演の時は、入団して実質初めていただいた役でした。
２度目は別の役で。震災チャリティー公演。
３度目となる今回は、照明スタッフとして。
かれこれ20年近くもここにいるんだなぁ。
１ステージ目のカーテンコールでお客様から拍手をいただけた時、私は張りつめていた気持ちが一気にこみ上げ、思わず涙してしまいました。
…ここまでの道程。
みんなで一歩一歩繋いできた行程が報われた…！
あと２ステージ残っているというのに、感情が溢れだしてしまったのです。
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非番の今日。
知らないうちに出来た擦り傷や青タンを見つめながら、劇団という大家族で過ごせた日々を反芻していました。
『芝居』という非日常の空間で味わう、さまざまな経験…。
それは実は、つまらないと思われがちな日常の中からしか生み出されないものであり、無駄なものなんてひとつも無いのだと感じます。
いろいろな出来事や感情を味わうことが芝居にも活かされてゆく……。
自分の中に無いものを、人は表現できないからです。
記憶が新しいうちにしっかり振り返って、次回に繋げたいと思います！
…個人的に一番驚きだったのは、寝ても体力が回復しないこと……！
油断しないで、基礎体力をつけようと思います！
