あれもこれもわたし。

日々試行錯誤する「わたし」の記録。

2007 おばけ屋敷。

2007-07-19 08:32:25 | 日常

おばけ屋敷……無事終了しました!

夏休み前の恒例行事。
普段児童館をあまり利用することのない高学年の子も「楽しみ♪」にしているという人気の行事です。
今年は、幼稚園児から大人まで、合わせて400人以上が参加してくれました。

この日のために先週末から仕込みを開始。
日中おこなうため、ガラス張りのホールを一面目張りし、笹竹を立て、代々受け継がれた道具類を置き、音を流し、明かりを照らし…。
極め付けにお母さんたち(混雑する入り口などの整理から、おばけ役まで…!)のお手伝いも加わり、まるで異世界に来てしまったかのような美味しい空間ができあがりました!

熱気の中、こどもたちの入場をじっと待つ大人。
息をひそめてやってくるこども…。

こどもたちの反応も実に興味深いものがありました。
だいたい友人2~3人くらいで入れるようにしていたのですが、どの子も最初の曲がり角がなかなか曲がれない…。
泣きさけぶ子、入り口まで行っても中に入れない子(それも何回も)、やたらと口数が多い子、おばけにおどかされる度に「ふざけないで!」と大真面目に連発する子…。
自分より小さい子をかばおうとする子や、そんなのおかまいなしにただただ先に行かせようとする子…。
極限の状態にさらされた時、人はどうなるか……おばけ屋敷をとおして垣間見ることができたような気がします。

破れた障子から血だらけの手が出てきたら…。
人形だと思っていたものが急に追い掛けてきたら…。
お母さんたちの演技力も実にすばらしいもので、怖がりの子やそうでない子を瞬時に判断し、上手に対応してくれました(自前のマントやお面を準備して来てくれた方もいるのです…!)。
こどもたちによる『おばけ攻撃』も無かったし…。

接触の悪いブラックライトや笹竹、重みで落ちてくる暗幕と格闘した甲斐がありました☆

…今日は後片付け。
ここ何日間か暗幕で閉めきられていたホールに、久々に太陽の光が差し込みます。
一夜明けてのこどもたちの反応も楽しみです。
おばけ屋敷に一緒に参加できた親子はもちろん、お家での会話の糸口になれば…、友人同士で共有し合える楽しい(苦い?)思い出になれば……。
そんな一日になれたなら、こんなに嬉しいことはありません。
夢でうなされていなければいいけれど…。

関わってくださった皆さんに感謝です!

(ちなみに写真は、段ボールトンネル内からパシャパシャしてみました☆)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« こそばゆい? | トップ | み(見・身)守る。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。