無声映画マニアの、ジェリーわたなべです。※記事内のポスター等の出典は、全てInternet Movie Database( IMDB )
■僕は無声映画マニアです
無声映画とは1930年頃までに作られた、音が録音されていない映画。日本では、音楽に加えて「活動写真弁士」と呼ばれる人が、映画の背景知識や登場人物の台詞を語りました。無声映画時代の俳優には、チャールズ・チャップリンや、ドリュー・バリモアの祖父、ジョン・バリモア等がいます。
■マニア歴
20代前半から、現在(30代前半)まで無声映画マニアです。兄に誘われて池袋の「あうるすぽっと OWLSPOT THEATER」に、上映会を観に行ったことが直接のきっかけ。この時は、「実写版赤ずきんちゃん」が上映されていました。この映画の中の、テレビや映画では観られない表現のアナーキーさに惹かれて、無声映画にどんどんハマっていきました。 「表現のアナーキーさ」とは、この映画内の狼が赤ずきんちゃんを襲う場面で観られました。狼によく似た大型犬が赤ずきんちゃんに飛びかかる。赤ずきんちゃんに馬乗る。赤ずきんちゃんは必死の形相。カメラが引く!実は、犬はただじゃれているだけだった。 この様子は滑稽でもあり、それでいてアナーキーさも多分に感じられました。
■無声映画の魅力
無声映画の時代には当然CGが存在しない分、映像には独特の魅力が宿っています。例えば、今なら簡単にできるストップモーション撮影も、過去には膨大な手間隙をかけて作られていました。ラディスラフ・スタレビッチ監督作品に『カメラマンの復讐』という、1912年製の作品があります。
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この作品の撮影には、なんと本物の昆虫の死骸が使われています。さすがに死骸が腐乱し、強烈な臭さが撮影現場に充満したため、同じ手法は二度と使わなかったそう。 これほどまでに苦労した作品なのに、内容は「酒場で殴ってきた暴漢の浮気現場を撮影する」という非常に下世話なもの。大変な撮影に反して、内容が下世話なというギャップがとても良いです。
■無声映画入門
『マスコット 』(1933年、原題:The Mascot)
『カメラマンの逆襲』と同じ監督が製作した、グロテスクなのにどこか魅力的なストップアニメーション映画。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が好きな人には、ぜひ観てもらいたいです。
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■今後の野望
1,自前で無声映画をつくる
2,自分で活動写真弁士の台本をつくる
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