読売新聞 11月3日 14時9分配信
東日本大震災以降、災害時の情報 通信手段として
アマチュア無線が再び注目されている 。
固定電話や携帯電話は災害時に不通になったり、つながりにくくなったりするケースがあるが、アマ無線は不特定多数に同時に発信し、受信できるのが特長だ。4月以降、初心者向けのアマ無線4級の受験者は21年ぶりに増加傾向に転じ、日本無線協会は「自治体や病院職員がまとまって受験するケースも目立つ」としている。
同協会によると、最も受験者の多い4 級は4月からの7か月間で2758人に 上り、前年より14%増加している。静 岡県を含む東海4県でも前年比23%増 となっている。4級の受験者は1990 年度には約21万人いたが、携帯電話や インターネットの普及などで年々減り続 け、昨年度は3920人に落ち込んでい た。
同協会の山田弘試験部長(66)は「 ピーク時と比べるとまだまだ少ないが、 今年度の受験者数が昨年度を上回るのは 確実。21年ぶりに増加傾向に転じたの は、東日本大震災で、アマ無線の便利さ や災害に強いことが再認識されたのでは ないか」と話す。
東日本大震災では、通話の殺到や基地 局の被災などによって、携帯電話が使え なくなったが、アマ無線はほとんど交信 に支障がなかった。岩手県山田町では、 アマ無線の資格を持っていた消防団員が 避難所近くで起きた火災を知らせ、自衛 隊によって全員が救出されたこともあった。
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