国からの製造要請があったら工場へ泊まり込みで対応する事になる。「社員の衣食住は」「原料資材の調達は」「出来上がった原薬の輸送方法は」「自衛隊の応援は」「ヘリポートが必要なのか」等など。
最終的には一ベンチャーがそこまで先走る必要はないというところに落ち着いたが、唯一その議論の名残りが警報監視システムの「一斉呼出しボタン」として残っている。
モニター上のボタンを押下すると、予め登録してある社員のメルアドへ「Pandemic」のメッセージが一斉送信されるのだが、幸いこれまで稼働させた実績はない。
人類は感染症との戦いである。かつて撲滅したはずのウイルスが現代になって再発したり、遺伝子変異によって弱毒性だったものが強毒化し、これまでの製造方法では効果的なワクチンが作れなくなったりと、人間の対応能力を試し、嘲笑っているような恐怖を感じます。
テレビに呼ばれる有識者と言われる人達が、防衛方法は手洗い・うがい・マスクしかないとか真顔で言うのを見てれば、感染症の適応力の高さとのギャップが大き過ぎて笑えてくるし、お前は昭和初期かっ!って突っ込みたくもなる。
有識者なのであれば…
感染者の中で症状が出ていない人は新型のウイルスに適応出来る抗体を持っている可能性がある。
既存のワクチンを接種することで、100%ではないにしても一定の防衛効果が期待できる可能性がある。
治療薬やワクチンの開発と平行して、既存品の適応性を今直ぐに検証すべきである。
とか、もう少し気の効いた事を言って欲しいんですがね。
最新の画像もっと見る
最近の「会社関連」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事