わたしは、ナムギルのファンでごじゃりますゆえ、
彼が出ない回は、ハッキリ言ってはしょります
でも、一応書いちゃうのは、ソンドクLOVE
だから。
ソルォンの策略で、主ユシンと郎徒が離れ離れになった龍華香徒。
敵中に取り残された本軍や自分の郎徒たちに退却の命令を伝えるため、ユシンは百済軍が点在する地域を抜けて行かなければならなかった。
たどり着いたユシンは、父やボロボロになった郎徒たちの顔を見て安心したけど、その面子の中にトンマンがいない。
彼の安否を尋ねても、ハッキリした答えがない。
いらついたユシンは戦闘のあった場所に戻って、数々の死骸の中からトンマンを必死に探そうとする。
一番最初、この場面を見た時、ふーん、ユシンはなぜこんなに必死なんだ?
嫌ってたんじゃないの?
なんて思って見ておりました。
しかし、この時、既にユシンはトンマンが女だとわかっていたらしいと判明。
お~、ほっほっほっほっ
恋ですわね、恋
ユシンの必死さ、納得。そう思って見直すと、ぐぐっとくる場面でございます。
トンマンを捜すことに必死で背後の敵に気づかないユシン。
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ユシン、もうダメ!って時に、敵の背を射ぬく矢が…
泥の中から立ち上がり、得意の弓でユシンを助けるトンマン、カッコイイのです。
こんなに体力がないから、生きていても本軍に合流できないんだ!と怒鳴るユシン。
でもでも、このやり取り、トンマン=女の子として見ると、pokoのスケベ心をそそるシーンなのです。
更に更に…さるお方のブログを拝読。知っていたけど、きちんとインプットされていなかった事を再発見。
トンマンって、この頃の年齢は十代後半。18歳か19歳ぐらい。ユシンは、トンマンより年下で、16歳か17歳ぐらい。
ユシンが年下ってのは明らか。マンノ郡で初めて二人が出会った時、トンマンはユシンに向かって
「年下のくせに!」って叫んでますから。
そのさるお方がおっしゃるには、ユシンがテナンボぐらいの年格好だったら、しっくりくるのに…と。
彼女が指摘されていたのは、もう少し先の駆け落ちシーンでの話ですが、
こんな感じの組み合わせですわ。
年下の男の子に、
必死に探されたり、
体力がないから……と怒鳴られたり,
おぶってもらったり…。
彼がなぜに必死なのかといえば、密かな恋心からで。
ちょっと想像してみてください。なんか、ええ感じじゃないですか。
本軍を無事退却させるため、百済軍をおびき寄せるおとり部隊を自ら引く受けるアルチョン。つまり、ユシンの龍華香徒も一緒ってこと。
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わざと目を引くように戦いを仕掛けて、逃げる。
勝つための戦いじゃないから、逃げてるのも悲壮感漂う。
おとりって危険な任務だからね…死傷者続出。
アルチョンは厳しく無情なところもあって、任務遂行のために邪魔な怪我人は生きていていも、その場に居直らせて殺しちゃう。
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飛天之徒は、主のアルチョンのやり方に慣れているけど、トンマンやその仲間の龍華香徒は慣れていない。
ビビる龍華香徒。
特に、この人は腕に怪我をしているので、ばれないように必死。
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トンマンが非力で女みたい(実際、女ですが…)だし、郎徒として落ちこぼれなのを非常に嫌い、
嫌味を言いい、面と向かってお前とは一緒にいたくないとか…相当な意地悪男。
本軍を逃がし切るには、おとり部隊も長く生き残らなきゃ意味がない。
安全な退却経路を確保しながら、おとりの仕事もしなくちゃならないってこと。
偵察に出かけていたトンマンは、ソヒョン=ユシンパパからの伝令に会う。
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伝令は百済軍に襲われて死にかけていた。
退却路に関する命令書を受け取るトンマン。
急いで、部隊に戻ったトンマンは、アルチョンとユシンに退却路について報告しようとした時、
百済軍が襲ってきた。
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逃げたけど、負傷者多数、アルチョンも負傷、例の意地悪男は更に怪我をしてしまった。
部下に死を求めるこの人は、自分の命にも容赦ない。
ユシンに指揮権を渡し、介錯を部下に頼む。
部下をばっさばっさ斬るだけじゃなくて、自分にも厳しいアルチョンにある意味感動。
ピダム登場前なので、ホレてしまいそうに。
立場上、アルチョンに従うしかないユシンは無言。
ユシンが何も言わないので、ここぞと立ち上がるトンマン。
アルチョンの自決を止めて、こんなこと自体をやめるように提案。
トンマンの手にした紙には、安全な退却路が記されている。
しかも! 内容はトンマン以外まだ誰も知らない。
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「負傷兵を斬ることをやめないと、この手紙をお見せする事はできません」
砂漠で領主にすごんだ時の快感が忘れられないのか、再びおんなじ事をするトンマン。
今回は紙だけど、喰っちまう。
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もぐもぐヤギさん。
呆気にとられているチュクパン。
紙喰うヤツなんて見たことないだろうしな。
悔しそうなアルチョン。
しかも進軍ルートの書かれた紙だぜ。
トンマンの見せ場
いやぁ~ ほんと、戦場でのトンマンは本領発揮というか、グイグイ引っ張ってくれます。
「これで、退却路を知るのは私だけです。
負傷兵と私を斬って、残った兵も退却路を知らぬまま、くたばって死ぬか、
あるいは、負傷兵と私を助けて、残りの兵と一緒に退却するか、
二つに一つです。」
花郎に生意気言ったため、ユシンに刀を突き付けられるトンマン。でも、にらみ返すトンマンの方が気迫勝ち。
トンマンの長いセリフが続くシーン。
「仲間を助けるための訓練もしたはずなのに、どうして負傷した仲間を斬って捨てていくのか。
それでは希望がなさすぎる…
ともに生き延びる方法を見つけてください、それが指揮官の使命でしょう」
トンマンの長セリフって、子役時代も含めて、泣かせるよな…。
ブチ切れたアルチョン、ユシンに命令する。
「早く、負傷兵を斬れ!!」
「そなたは、私に指揮権を渡した。そなたも、負傷兵も、誰も死なせぬ」とユシン。
ユシンにも負けるアルチョン。
ユシンの助けもあって、結局アルチョンを従わせるトンマン。
円陣の時といい、勅書事件の時といい(も少し後ですが)…
結局最初からアルチョンはトンマンのいいなりだ。
もう一人の、負け続けの男!
なんか…悔しそうにしながらも従うアルチョンにそそられてしまう……
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ふふ、おとなしく料理されろ、アルチョン。
負傷兵が多いながらも、頑張って百済軍を攻撃。
でも、あの意地悪男さん、三度目の負傷で亡くなる。
ちょっとした山場だ。
そして、ソラボルでも山場が…
チョンミョンとミシル。
ミシルは、キム・ソヒョンとユシン親子が戦死した場合の扱いを決めていき…
チョンミョンは、生還した場合を想定して、身分の回復やそれにふさわしい役職を与え得ようとするなど…
便殿で、丁々発止のやり取りがあって面白い。
そして、おとり部隊のユシンたちのところに、例の男が合流する。
ソップムだ。
喜べ! ソップム。アルチョンより背が高く映ってるぞ。
本軍は新羅に到着直前に、百済の攻撃に遭い、散り散りばらばら…
ユシンパパ=ソヒョンの行方も分からないとのこと。
ソップムは、負傷兵を斬って捨てるという軍令に逆らったとしてトンマンをさらし首にしようとするが、
アルチョンが、そう…あのアルチョンが
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ソップムを止める。
ここのアルチョンもツボ。トンマンの言う通りにするのは本意ではなかったと思うのに、
トンマンだけに責任を負わせないところがいいの。もう
男気のアルチョン様。
しかも、トンマンの言いなりになったのは自分にも責任があると、トンマンの命乞いのためソップムにひざまづく
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もう~、ほんとかっちょええ
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アルチョンら~ん。
ソップムは、たかが郎徒の言う事に耳を貸して従った!と、ユシンとアルチョンを責めまくり、
そのくせ、ユシンと龍華香徒が犠牲となり、ソップム(とアルチョン)を逃がすから…と言われれば、
己の命惜しさに従う。
トンマンの命乞いをしたために、更に危険な殿をすることになったユシンと郎徒。
「出来ることなら、生きて戻れ…」アルチョンの言葉に涙
散々揉めた軍令違反だけど、ユシンと龍華香徒が生きて帰ったら、罪には問わないことをソップムは約束。
再び、おとり部隊。
それも切り抜け…龍華香徒は国境を越え、新羅にたどり着く。
先に帰りついていたアルチョンが、ユシンを讃える。
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芽生える二人。
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旗もやっと元に戻った。
で、生死の分らなかったお父さんも無事だった。
戦場から生きて帰ってきたユシンは、ソラボルの正式な花郎になる。
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十花郎の皆さんと宴会するユシン。
ソッちゃんが酔っぱらって絡みますが、この男の言うことは無視しましょう。
龍華香徒の郎徒も処遇が良くなる。
食べ物、お酒、遊花。
ユシン親子を見直すミシル。
「欲しいわ
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、あの親子」
ミシルが人材を欲しがるのはいつものことだが、でもソヒョン親子はソルォン親子にとって大変な脅威。
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左:ミシル側近の地位をソヒョン親子にとって代わられるのでは…という不安で、表情をひきつらせるソルォン。
右:それに対し、信頼はソルォンより劣っても、ミシルの夫という地位は安定。うれしそうなセジョン。
それでもソルォン父さんは耐えて最後の勝ちを目指そうと、頭の切り替えが早い。
しかし、ポジョン息子は、ユシンと同列になるかもしれないことに耐えられない。
ユシン父、つまりソヒョン公暗殺をもくろむ。
ミシルとソルォンが、ポジョンの計画に気づき、暗殺は未遂に。
犯人は姿をくらまし、アリバイのないトンマンに疑いがかけられる。
トンマンは尼さんに呼ばれて会っていたけど、誰もそれを信じない。
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っていうか、もともとチョンミョン公主の変装なので、そんな尼さんは実在しないのだから。
チョンミョン公主はトンマンのアリバイを証明しようとするが、そうすると夜に男と二人っきりで会っていたことを広く知らせることになる。
王と王妃はチョンミョンが汚名を着せられるの嫌って、監禁する。
トンマンを見捨てたってことですね。
拷問を受け、意識も切れ切れのトンマン。
一方、ユシンや龍華香徒の仲間はトンマンの無実を晴らすため、真犯人捜しをする。
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チュクパンが尼僧の女装をする。
成功、ミシルたちの前に犯人をつきだし、トンマンの疑いは晴れる。
気絶寸前のトンマンが見たのは、公主の衣服を来た例の尼さんが走り込んでくる姿だった。
仲良しの尼さんが公主だったことを知り、トンマンは驚くが、打倒ミシルのために力を併せることを決意する。
ミシルは天神の王女として、チヌン大帝のころから力を掌握してきた。
月が欠けるとか、日食が起きるとか、日照り、雨など、ミシルが起きると言ったことは起きてきたために、人々がミシルを恐れ敬うからだ。
でも、その予言の力に秘密があると思っている王様は、チョンミョンにその力の源を探るように任務を与えた。
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王様からでなく、ウルテェ大等から、父王の命令を聞かされるチョンミョン。
昔、ムンノも同じくミシルの力の源を探っていたことがあり、その頃のメモに「サダハムの梅」という言葉が書かれていた。
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サダハムの梅が何か分からない、王様派やトンマン。
探りを入れるうちに、次回、商人がサダハムの梅を持ちこむという情報を得る。
使節団と共に、ソラボル入りする商人たち。
その中でチャン大人と呼ばれる商人は、各国の商人と、サダハムの梅を高値で売り付ける相談をしている。
トンマン大活躍。
カレーを食べたい商人のためにカレーを作ったり、
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各国の言葉を聞きわけてお茶を出してみたり。
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トンマンはローマ語も分るらしい。
言語に関しては、秘密兵器だったらしく、ばれないようにしていたが、チャン大人に見破られてこの後のエピソードへとつながって行く。
チャン大人の部屋を探り、サダハムの梅の正体を探る。
しかし、大した成果はなく、それ以上に驚く様な品物をトンマンは発見する。
砂漠に住んでいたころ読んでいた本や母ソファの身分証など。
砂漠の町に置いてきたはずの自分の物が、チャン大人の持ち物の中から出てきて、頭が混乱するトンマン。
でも、自分が命を狙われて死にそうになったことは秘密なので、
このこともだれにも相談できない。
だって、このソラボルで、誰が味方で敵か、まだ判断できない状況だしね。
実は、チルスクがチャン大人と共にソラボル入りを果たしていたのだが、
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身を隠したいと思っていたチルスクは、
チャン大人を介して、ミシルに渡す物さえ渡せば姿を消すつもりでいた。
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チルスクは砂漠で砂嵐に遭った後、偶然ソファを助けだして彼女を連れていたため、
ソファにとって危険なソラボルに長居したくなかったので。
チルスクは、ソファの献身に胸を打たれて?彼女を愛するようになった模様。
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一方、ソファはトンマンを失い、茫然自失、精神の病を抱える状態になっていた。
トンマンだけではなく、ハジョン・ポジョン兄弟も対立する形で、サダハムの梅を探していた。
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サダハムの梅の正体を知っているのは、上神官と弟ミセンの三人。
用心深いミシルは、身内にすら、自分の力の源を教えてなかったよう。
自分の力の源を探ろうとする息子たち、そのバックにいる夫、愛人をしかりつけるミシル。
息子たちは、母のド迫力にひざまづいて謝る。
立場がない夫と愛人の気持ちを繋ぎとめるため、妖女ミシルの本領を発揮。
そうこうしている間にも、サダハムの梅を買い付ける話は進行していく。
最後の交渉の場へと向かうミシルたちをトンマンは追跡するが、テナンボ郎に見つかり拉致される。
交渉終了後、トンマンはミシルの前に引き出される。
ミシルの机の上には、チャン大人がミシルの引き渡したトンマンの持ち物(本など)が置かれていた。
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それを見て、驚きのあまり声が出ないトンマン。
トンマンがサダハムの梅の秘密を探るために動いていたのをミシルはお見通し。
でも、さすがにトンマンの驚愕の表情の元は判らなかったよう。
トンマンが驚いているのを、その本(砂漠に置いてきたトンマンの愛読書)がサダハムの梅と勘違いしていると大笑い。
お陰で、トンマンの本心をミシルに知られることはなかったけど…
トンマンとミシルの問答。
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人間は邪悪であるというミシルに対し、
トンマンは意見する。
水は善か悪か?
太陽は善か悪か?
人も自然のまま、善も悪もない…
トンマンの受け答えを気に入り、自分の部下になれというミシル。
当然トンマンは断る。
「わかった…」ミシルの答えはトンマンやミセンを拍子抜けさせるもの。
ミシルとミセン、二人きりになってから…
自分の足で、ミシルサイドにつけさせてみせるとミシルは自信たっぷり。
ミシル・ミセン姉弟の賭け事が始まる。
ではでは…と、ミセンは味方にならない方へと賭ける。
この姉弟、ワルながらも仲良しなのが分かります。
この時の二人の表情、好きです。
翌朝、トンマンのもとへミシルからの手紙が届く。
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みんなの目の前で渡しておいて、見るのは一人で見ろ!とのこと。
でも、手紙は…墨で消した後が一杯の不完全な手紙。
首を傾げるトンマンのもとへ、ユシンがやってくる。
韓信の故事を真似して、ミシルがわざと送ったもの。
一人で手紙を見た後、他の人に見せたら、肝心な部分をトンマンが墨で消したように勘違いしてしまう。
それで、トンマンが裏切ったように見える…という作戦。
ユシンは、皆が聞き耳を立てているところで、トンマンを怒鳴りつけ、トンマンは信じてくれないユシンに嫌気がさして飛び出す。
ソファを連れてソラボルを出ていこうとしているチルスクを、
ポジョンとソップムが確保。
チルスクを説得するために、姿を現したミシル。
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それでもチルスクは応じない。
チルスクが目の前の剣を拾うことも出来ないほど、視力が失われていることをミシルは知り、
「その目を治療させてくれ…」と涙の説得。チルスクもこれには負けた。
ソファのことなど、ミシルに嘘をついてソラボルにとどまることに。
神殿の地下にかくまわれ、チルスクとソファの二人はウォルチョン大師の治療を受けることに。
ミセンとミシルの賭けは、ミシルの勝ち。
トンマンが、ミシルの部下にして欲しいとやってきたので。
でも、追い返すミシル。そんなに簡単に主人の信頼を失うような者は不必要だと…。
帰ろうとするトンマンに向かって、ローマ語が分かるくせに分からないふりをする腹黒い奴…とミセンが言い、
それに反応するミシル。
「ローマ語がわかるなら、毎晩、この本を読みに私のところに来い」
ミシルの部下になることに成功。
でもそれは、公主やユシンのために、ミシルをスパイするという作戦だった。
夜の宮殿を歩いていたトンマンは、逃げだしたソファを捜すチルスクと出会う。
でも、チルスクは視力を失っていたので、わかったのはトンマンだけで、チルスクは気付いていない。
11話~15話 終了