[科学太郎]です。
今回は個人ロボットの喜怒哀楽について紹介します。これはLEDマトリックスを利用して基本的な感情である喜び、怒り、悲しい、泣く、薄目を表現します。LEDマトリックスや電光掲示板については[目と口の表情アルゴリズム]の記事を読んで下さい。LEDマトリックスで目と口の表情を表現します。説明の都合上でLEDの個数を減らして目は3×3=9個、口は5×3=15個とします。実際にはもっと多くのLEDで表現する事になります。(戻る)
LED少ない(目は3×3=9個、口は5×3=15個) LED多い(目は6×6=36個、口は10×6=60個)
私[科学太郎]が想定してる個人ロボットは人間の子供(4歳~5歳)の知性と判断力を持ってる疑似人工知能システム搭載型のロボットです。今回はLEDマトリックスという方式で感情を目と口で表現し、音声合成と組み合わせることで人間味のあるロボットを紹介します。なお、開発コストで金額を無視できるなら白黒のモノカラーLCD(液晶パネル)で眼球と黒目を表現します。他にも最新技術の有機ELディスプレイのフルカラーで眼球と黒目を表現すると非常に綺麗な表現が可能です。今後はLCD(液晶パネル)に取って代わる次世代のディスプレイですからロボット産業が本格的にスタートすれば安くなるでしょう。特に大量生産すればコストダウンして技術も向上します。開発者・研究者の皆様には個人ロボットの目や口を表現する専用の有機ELディスプレイを研究・開発して欲しいと思ってます。このブログ記事から今後の商品アイディアの参考にして下さい。それではお互いに頑張りましょう。
喜び
- 喜びとは、個人ロボットの上部(頭)を一定時間だけ触れると触覚センサーより喜びの表現をします。
- ロボットの頭を[いい子。いい子。]と触れると触覚センサーが感知して圧力から低い電圧を発生させます。
- この低い電圧から[いい子。いい子。]されたと認識して愛情ポイントを上昇させながら喜びを表現します。
- 他にも嬉しいとき、楽しいとき、気分がいいときの表情としても利用できます。
怒り
- 怒りとは、個人ロボットの身体を瞬間に触れると触覚センサーより怒りの表現をします。
- ロボットの頭を[ボカン!]と叩くと触覚センサーが感知して圧力から高い電圧を発生させます。
- この高い電圧から[殴られた!]と認識して怒りポイントを上昇させながら怒りを表現します。
- 人間への不満があるときなどの表情としても利用できます。
- 人間にいじめられっぱなしだとか、命令を何回もキャンセルされ正しい命令を指示しないで遊ばれたとか。
悲しい
- 悲しいとは、人間とある一定時間の会話をしないと寂しがって悲しい表情をします。
- 人間が長い時間ロボットに語りかけたり、命令を支持しないと寂しがりポイントが徐々に上昇してきます。
- この寂しがりポイントの数値により寂しがって悲しい表情をさせます。
- その他に怒りポイントと泣く表情を組み合わせて最後に悲しい表情をさせる事もできます。
- 性格処理の1つで不安そうな表情を演出するときにも利用できます。
泣く
- 泣くとは、周囲にある一定時間の音(騒音)がしないと不安になって泣き出す表情をします。
- 寂しがりポイント、不安定ポイントから不安げな性格を処理して自然に泣きだすような表現もできます。
- ちょうど5歳ぐらいの子供が親の姿が見えなくなると不安がるのと一緒です。
- その他にも怒りポイントと組み合わせて泣きながら怒ったりする行動も表現できます。
薄目
- 薄目とは、そのまま目を細めます。嫌いな人間が近付いてきたときに表現します。
- 過去にいじめられた人間を認識して近づかれると薄目で嫌がる表情を演出します。
- 他にもロボットの性格で犬嫌いとか、猫嫌いなら動物が近づいたり、動物の話題が出されても薄目の表情させます。
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