祖父のご飯
祖父には、宅配の弁当を頼むようにした。
ある日祖父から『今日の弁当が届いていない。連絡してくれ』業者に連絡するが、配達していると言われた。詳しく聞くと、母に渡したらしい。
ないはずである。母が食べていた。
母に聞いても、覚えているはずがない。
最初母は、食べたことを忘れているので、『どこにあるんだろう?』と一緒に心配してくれた。母の部屋のゴミ箱から弁当を見つけた時は本当にびっくりした。
それを知った祖父は、かなり怒っていた。
宅配の弁当は、カロリー計算がされているので、母の腐ったご飯と比べると雲泥の差だ。
弁当に関しては頼んで良かったと思う。