無駄なことは なくってふたつめ
なんどか足を運んだホール
1階は 20列までスロープな床
2階は 21列から38列まで ほぼ1階と同じ大きさ
数年通ったホール
前方は経験ないから
どのときも
ひとの背中越しで
Julieの足元を感じることなく
ステージに映る照明のキレイさを感じることなくの1階席
自分の好む視界は
段々の席で
Julieの弾む足元も
ステージの照明も
Julieをみつめても
鉄人バンドが一緒にがいいけれど
ホールの天井に映る照明も楽しめたら一番
Julieに約束していなく
気まぐれジュリーたびを計画したのも
富山ライヴの
あとからだから
1階最後列付近より
2階席から みつめたらどんなだろ
って
ことで
修学旅行いらい40数年ぶりの
熊本城の階段を登って降りてして
1時間ぐらいひとやすみしたあと
ホールの階段を登って
登ってみたら
最前列は手すりまでの距離がずいぶんあって
スタンディングじゃないとステージが見えなさそう
そこから
階段いくつかのぼって
1階の前方数列ぐらいしか見えないから
渋公のように
ステージと2階席だけの一体感は感じられそう
って
思った開演前
開演間際になったら
最後列のすぐ後ろに 立ち見のひとがいっぱい
立ち見のひとがいるなら
曲に似合うスタンディングで
楽しめるかしら?
いつものように
曲に似合う鑑賞法でスタートしたら
違うライヴ会場に
間違って来ちゃったの?
ぽつん
はじっこブロックは
座席が千鳥配置になってるから
後方の視界を遮ることなく
そばにいるホールの壁も
見えないから座っても言わないし
2曲は
好きな鑑賞法して
誰にも迷惑かけることなくの
すみっこのぽつん
誰も気にとめることもないだろうけど
2階席鑑賞に
似合わない?空気がまんえんして
気持ちが一気に
冷めて
瞬間冷凍じゃなく
昭和初期の
氷で冷やす木製の冷蔵庫の中に
入れられた気分
ずいぶん さっぶだった
誰にも迷惑かけないけれど
2階席の800人近くの
みんなにも
取り残されそうだったから
3曲目から
鑑賞方法を切り替えて
そんなときだったか
2曲目のときだったか
自分の視界に
Julieのライヴでは あり得ない物
路上の交通整理のひとが使う棒みたいな長い光り物
何色かの色で光って
ゆらゆら横揺れする
長い棒が
ワイパーのように
階下のステージで歌うJulieを
さえぎって
やっぱり
ライヴ会場を間違えたの?
いやいや
きのう
後方から見えないからって
背中をとんとんされた
かしまし娘の仲間の座ってる姿が
あっちに見えるし
終演後に
私の姿が見えなかったけれど
気分が悪くて席を外したの?
って
席を外した理由
Julieのライヴで使用禁止の光り物
なんで
係りのオニイサンがとんで来ないの?
これじゃ2時間まるごと
光り物と一緒の Julieライヴになりそう
係り員は
ライヴを妨げる行為を
見張っているんじゃないの?
前日のライヴでは
禁止されていないスタンディング鑑賞を
やめるように
係り員に訴えてるひともいたけれど
禁止されてる行為を
なぜ注意しないの?
ステージのJulieと一緒に
光り物をみつめるなんて
ほうっておけるわけもなく
Julieが歌ってるというのに
階段をいくつかのぼって
係り員をみつけに行って
世間一般のライヴは 使用OKだから
納得できないみたい
って
ことは
Julieのライヴ初めて?
すぐに納得しないなら
沢田さんのコンサートは 光り物は使用禁止
って
注意をすればいいのに
しばらくして
光り物をしまったら
今度は
歌ってるステージのJulieに向かって
なにやら 叫んで
Julieが
そんな呼びかけにこたえるわけもなく
スルーされたら
今度は
周辺のひとと 大きな声でおしゃべり
やっぱりJulieのこと好きで
足を運んだわけじゃなく
知り合いに誘われてだったのかな
話しかけられた知り合いのひとも
Julieの歌声を遮られて
マナーをきちんと守ってる周辺にも
届くおしゃべりの声
つぎは
歌いなおしの曲に手拍子もして
曲に似合わない
応援のつもりの手拍子は
要らないJulieだから
ステージのJulieと
ひとつも
気持ちが通じ合えなかったみたいで
つまらなくなったのか
席を外したあと 席に戻ってくることはなかった
Julieのライヴに誘うときは
禁止事項を
事前に 教えてあげたほうがいいかもね
そんな環境の2階席だったけれど
数曲は
2階席のみんなに合わせた鑑賞法をしたけれど
この曲だけはとか
Julieの足元が弾ける曲たちは
誰の視界を妨げることなく
いつもの鑑賞方法で
ぽつんで
寂しかったけれど
水玉の照明も
2階席の
すぐそばの壁まで 遊びに来てくれたし
ホールの天井に映る照明もまじかに感じ
何より
1階席では 感じることができなかった
ステージのJulieの足元を照らす照明
カズさんとシモヤンのそばに映る水玉照明も
色濃く くっきり感じとることができて
渋公の2階と同じくにライヴの醍醐味 味わえて
おまけの曲になったら
あっちにも
こっちにも
後方の視界を遮らない場所に
好きな鑑賞方法仲間が増えて
歌い終えたJulie
取り組みの終わったお相撲さんが
賞金受け取るマイムみたいな指先
にも
見えたけれど
そのあと
それをつまんで食べるマイムの指先
Julieの指先が
切り分けて口に運んだもの
なんだか
不明のまま
だけど
そのあとは
鉄人バンドに 声援をみたいなマイムして
1階と2階と
違う温度だった?みたいだけれど
カズさん
背伸びするような感じで
2階席の隅っこにも 大きく手をふっていたっけ