♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

体験したことに その1

2015年10月10日 11時10分58秒 | 沢田研二

無駄なことはなくって

 

それが 人生に

ひとつひとつ 重なって

味わいのある人生になって

 

 

ステージから

遠い場所を

多く体験すると

いつしか

その逆の風景を

みつめた気分にもなれて

 

ステージから見える客席の風景

Julieが歌いながら

みつめる風景

ステージから遠い場所じゃないと

その逆バージョンの風景を

感じることはできなくて

 

数か月前に

Julieから届くライヴの お知らせに

行くわ

って

返事をしなかった地域

何度も行ったことが

あるから

だったけど

 

加瀬さんの供養のライヴだから

足を運びたくなって

嬉しいことに

かしまし三人の仲間にまぜてもらって

 

ふたつのライヴ

いろんな体験をして

 

世間一般のライヴ

光り物やうちわ 大歓迎で

そんなライヴ風景はTVの映像だけでしか

 

Julieのライヴは

ステージも

客席も

キレイな照明が 大活躍してくれるから

応援のつもりの

うちわや 光り物(ペンライト等)は

必要がなくって

ライヴの進行の妨げになるので

開演前に 

携帯の電源オフと光り物類使用禁止のアナウンス

 

Julieのライヴに必用なものは

ホールの隅々まで響く キレのある大きな拍手

それも

ステージのJulieまで届かないと意味はなくって

 

ホールが最後列まで

満席でも

ステージのJulieの耳に

拍手が届かなかったら

Julieが熱唱する意味が

なくって

 

ライヴは 

ステージと客席の全体が

同じ気持ち

ひとつになってこそ 

 

ひとつめのライヴ

31列まである客席

床がスロープの場所じゃなく

 

通路より

後方の段々の場所で

距離的には

ホールの真ん中ぐらい

くまさんジュリーが恋しい位置

 

Julieから届いた席じゃないから

何度か足を運んで

想定はしていたけれど

 

やっぱり

かせっちの歌声で 

周辺の大きな声のおしゃべりが耳に届いて

かせっちの歌声を妨げて

1曲目は 誰もが知ってる曲だから

2曲目は 知らなそうで

周辺のおしゃべり

 

 

いつものように楽しんでいたら

あちこちで

鑑賞法の違いが 

声になって

 

ライヴ中に

私の視界を遮るように

係りのオニイサン登場

 

係り員に

自分の視界を妨げてるひとたちを

座らせるように

訴えてるひとがいて

 

Julieが歌ってる最中だから

会話の声は聞こえないけれど

そういう光景まじかに

 

私の後方からは

見えないから座っての声はしなかったけれど

係り員に座るように言われたのは

かせっちとJulieが一緒にいた

じゅりわん富山ライヴだったっけ

なんて

思いだし

 

はやくも

私の頭の中に 

ちっちゃいちっちゃいかせっち登場

 

 

かせっちの供養のライヴだから

嫌な雰囲気にならないように

そのおじさんの意向をくんで

鑑賞方法を切り替えて

 

向こうのかしまし娘二人も

周辺の雰囲気を察して

着席に切り替えて

 

あとから訊いたら

背中をとんとんされた仲間も

 

せっかく 

後方周辺のひとたちも

曲に似合う鑑賞法だったのに

きっと

年に一度のJulieを

待ってたの

なんて

ひとたちもいただろうに

しょぼんと

 

係り員に 

自分の意向を伝えたひとの

背中を見つめながら

ステージで歌うJulieを見つめて

 

前方数列は

後方とは違って

スタンディング続行

 

そんな前方と

温度差の違う客席で

取り残されたような

一抹の寂しさも 

感じて

切なさも感じて

 

 

Julieの歴史 もうじき50年

着席鑑賞の時代から

生のステージ鑑賞を

スタートした年代だからこそ

そう感じる?

 

日本地図のいろんな地域

それぞれの街の

客席の雰囲気を 

たっぷり実感したのは

もうずいぶん前だから

 

どうってことないけれど

 

 

渋公の2階席

渋公1階最後列ちょっと前

あの雰囲気を

みっつも

重ねて 体験したあとだから

ずいぶん身に堪えて

 

客席に

Julieのライヴに不要な 

うちわ組もいたけれど

しょぼんと

着席鑑賞に切り替えて

同じくな

気分を 味わったり

 

曲に似合う鑑賞法に切り替えてたり

同じくな気分で

楽しんでいたから

広い心で受けとめたけれど 

 

世間一般のライヴでOKなのに

なんで

いけないの?

 

うちわを持っていたら

ステージのJulieまで届く大きな拍手が

できないじゃない?

曲に似合うキレのいい手拍子が

できないじゃない?

って

伝えたかったけれど 

Julieには応援のつもりのグッズは不要

 

Julieのライヴに足を運ぶとき

忘れてはいけない物

キレのある大きな拍手と

曲に見合ったキレのある手拍子

 

忘れると

ステージのJulieから

忘れ物注意の言葉

 

ボクの耳に 

ちっとも届かないよ

拍手が

 

目に見えないものを感じ取るのは耳と心

改めて

カタチある応援グッズが不要な理由

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