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76年限りなきロマンを求めて@武道館 沢田研二対談井上堯之③

2019年06月19日 22時39分55秒 | 井上堯之さんのページ

堯之さんとJulieの対談のつづき

  

<沢田>

この世界に入った時期を考えてみても

先輩、後輩ってことからも全然違うし、

最初に出会ったことを思えば、

こうやって一緒にやれるということは、

自分が思ってもみてもたいしたもんやと思うよね。

嫁さんもそうだけど(笑)

 

最初に会ったときはファンであって、東京に出てからは、

先輩であり、敵でもあったから。

同じボーカルとして順さんを見たり、堺さんを見たりで

またかつみ(加橋)なんかは、裕也さんにも言われてたけど、

あの堯之のあの動きを盗めとか、そればっかりやったから(笑)

 

『モナリザの微笑み』でトップになったけど、

僕らのは表面的にガアーってくるけど、

スパイダースみたいな

底の方からグオーってくる感じじゃなかったのね。

その頃は、世間で僕らが一番っていったって、

音楽的なところなんかでいったら、

僕らは身も蓋もないわけやから(笑)

人気とか数字とかで勝っても結局は追い越せなかった。

 

結局僕らが解散した一番の原因は、

やっぱりみんな限界を感じたんだと思うのね。

実際には。

僕自身それからどうするって、ソロ・シンガーになって、

例えばフルバンドの前で

一人で立って歌う図なんて想像できなかったわけですよ。 

会社でではタイガースを次げって言われるしね、

そういう昔ながらの考えみたいなのがあるでしょう。

ブルーコメッツをジャッキーさんが継いだり

ブルージーンズとか。

でもそんなことはようせんって。

 

そういうときにPYGみたいなの作って、

素人考えにはうまく思えても、玄人には考えられないような。

スパイダースとタイガースとテンプターズと合わせるなんて。

結果的には、渡辺プロにみんなきて、

とっても得をしたような感じやったけど。

テンプターズとタイガースはとは

まぁレベル的にも同じ位やったけど、

井上さんとか大野さんは一緒にやってもらえんもんや、

とそんな考えがあるわけで。


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