銀鼠(ぎんねず)色を調べていたら
知らなかった言葉にであって
◇奢侈(しゃし)
・度を過ぎてぜいたくなこと。
・身分不相応にお金を費やすこと。また、そのさま
江戸中期には度々「奢侈禁止令 しゃしきんしれい」が発布され
派手な色の着物が禁止されていたそう
派手な色が禁止されていたため
僅かな色の違いを粋に着こなすことが大流行して
様々な種類の茶色や鼠色が生まれたそう
地味な色だった茶系・鼠系が粋な色になって
そんな時代背景に生まれた色
◇
銀鼠(ぎんねずみ)
僅かな色の違いを粋に着こなすために生まれた
銀色のようなほんのり青みを含んだ明るい灰色
何事にも
奢侈(しゃし)って言葉を噛みしめてかしら
僅かな色合い
僅かなこと
感じとれる目と心でいたいなぁと