きのうの横浜市役所の騒動とは違って
きのうは
ゆったりの時間を過ごして
怪我をして16日目にようやく紐靴が履けて
脛にてきたこぶみたいな腫れはひかないけれど
ゆっくり歩行
ふつうに歩けることが凄く嬉しかった日
足馴し散歩は デパートの美術館
文月はゆっくりな時間がつくれずだったので
ようやく
そごう美術館で開催中の北斎展
複製画(リ・クリエイト)で天才絵師、北斎の謎と技を学んで
館内は写真撮影もOK
入館して真っ先にでむかえてくれたのは
令和黒富士
富嶽三十六景 山下白雨をモチーフにした令和ヴァージョン
夏休みだから学生も多く
涼しげな紺色の暖簾をくぐって
いざ葛飾北斎の世界へ
◇冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏
◇記念撮影用の「神奈川沖浪裏」
打ち寄せる白波と遠くに見える富士山と一緒に
記念撮影もどうぞって
平面でなく立体的なデザインで波の真ん中に立つこともできて
◇冨嶽三十六景 凱風快晴(がいふうかいせい)
見どころは空の青と富士山の赤
◇富嶽三十六景 山下白雨(さんかはくう)
見どころは山頂とふもとの天気に注目!
麓富士山のてっぺんは晴れて
中景は雲におおわれ
麓は稲妻が光って雨が降って
一枚の風景に天気の変化が描かれて
私の写真には美術館の風景も映って
◇冨嶽三十六景 東海道品川御殿山ノ不二
桜の間から見える富士山と北斎が観察した人物たちの表情
◇富嶽百景 七夕の不二
江戸時代の7月7日(旧暦)は現代の暦では8月7日(2019年)
旧暦7月7日は季節は秋で秋のお祭りで
笹飾りは7月6日の夕方に飾っていたそう
◇富嶽百景 網裏の不二
四手網(よつであみ)の向こうに透ける富士山と漁師
わが家からは天気のいい日だけてっぺんが見える富士山
富士山と一緒に描かれている人物像など観察し
職人の仕事ぶりなども細かく観察し
最後は映像で版画の完成まで
雨の一筋を彫るところから
風景に一色一色、 色を重ねて刷るまでを学んで
彫刻刀やバレンに
小学生の図画の時間も蘇って