♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

デイヴ平尾さんトリビュートパーティその3

2009年01月31日 01時55分47秒 | THE GOLDEN CUPS
デイヴさんの追悼ライブのつづきを。

前日のJulieの正月コン奇跡元年の千秋楽の余韻に浸る間もなく
あの凄いライブを見てしまって
私はこんな音楽を待っていたんだわと今更気がついてしまった。


奇跡元年の選曲がちょっと物足りないって感じていた。
今回は私の好きなJulieがちょこっとだけだった。

なので追悼ライブで、Julieにもこんな音楽やってほしいななんて
思いながら聴いていた。

当日はJulieの歌は聴けなかったけれど、
サリーの歌声を久々に聴けて嬉しかった。
ちょっとほろ酔い気分のサリーがデイヴさんとソックリなご兄弟と
肩を組んだりハグしたりしながら歌っていて
まるでデイヴさんがステージにいるようでした。

サリーの歌声はタローの還暦ライブ以来かな。


話は前後するけど当日パーティ会場に入る前のこと。

当日券を求めて並んでいたら、次々にステージで歌ってる人が。

エディ藩さんやミッキー吉野さん、近田春夫さんとかマモルマヌーさんが
車から降りて普通に私達の並んでる横を通っていく。
名前が思い出せなかったゴダイゴの人とか。

そして、まさかと、
遠くから歩いてくるその人はサリーでした。
着物姿のご婦人達とお話ししながら目の前を通って行きました。

2時間半ぐらい並んでようやく3時ごろ会場の中に。
窓からは横浜港が見える大きなレストラン、タイクーン。
中はちょっと薄暗くてライブハウスみたいだった。

薄暗い会場でまず目に飛び込んできたのが、
通路左側にあるテーブルに座っている人の背中。

いつも見慣れている背中だった。グリーンのジャケットを着ている。
まさか、髪の色、型が似ている、後姿なのにわかった。
そう、前日にC.C.Lemonで見たばかりのJulieだった。

奇跡元年のJulieの衣装の色、グリーンと予想していた私。
予想は外れたけれど、あの日はグリーンを着たかったJulieだったのね。
中には紫色の柄のシャツだったかな。

Julieのコンサートの時にはいつもコンタクトの私。
それ以外の日常はメガネをかけてる私。
あの日はもちろん日常なのでメガネだった。

そしてメガネをかけているJulieがそこにいた。
落ち着いてもう一度見たらその前にはさっき見たサリーが。
薄暗い席で隣に座っている人と親しそうに話しをしているJulie。

デイヴさんと交流があったJulieだけれど、
こういう場には出席することが少ないので、来るとは思っていなかった私。

でもいつかJulieが言っていた、
本当に送りたいと思ってる人のところに行きたい。。。と。

Julieが今、横浜に住んでるのもデイヴさんの影響だものね。

で、偶然にステージからおりたJulieに遭遇したときには
いっつもそ知らぬフリする私。

いつかJulieが言っていた、
公共の場で会ったら知らん顔してねって。

そう、みつめていいのはステージだけだものね。
そんなことを思い出しながらJulieのすぐ脇を通ってレストランの中に進んだ。

きっとゴールデンカップスのファンの人は気がつかなかったかもしれない。

ステージの前に席があってみんな座っている。
そのサイドに丸いテーブルがいくつか並んでいたのでそこで立って見ることに。
バーカウンターでモスコミュールを。

ステージの後ろにはデイヴさんが歌っている写真が飾られ
スクリーンにはデイブさんの懐かしい映像が映し出されていた。

会場のみんな、デイヴさんが好きだったお酒を飲みながら
デイヴさんの若い頃に思いを馳せていた。

ふっと横を見たらJulieもステージの脇のところで
その懐かしいデイヴさんの映像に見入っていた。

映像が終わりステージには今日の進行役の近田春夫さんが。
ひとりずつ名前が紹介されゴールデンカップスのメンバーがステージへ。

そして「岸部一徳さん」と紹介すると会場がザワザワ。みんなびっくりしてた。
次に「沢田研二さん」会場からウォーみたいな声があがった。

みんなJulieがさっきから横に立っていたのに気がついてなかったみたい。
まさかいるなんて誰も思わないものね。

そしてデイヴさんの思い出を語ってる途中でウルウルと涙声になったJulie。

私も泣きそうになってJulieの言葉がよく聞き取れなかった。

「いつも格好いいなと思って、励みに頑張った。。。
よく遊んでもらった。いつもみんなのまとめ役だった。寂しいです。。。」
だったか記憶が曖昧。

Julieの涙ながらの挨拶が聞き取れなかったのか新聞記事もみんな違ってた。

そして献杯。

スクリーンに映っている笑顔のデイヴさんの写真に向って献杯したとき
やっぱり前日に聴いた♪ヘイ・デイヴ♪が思い出された。

最後に「♪ねぇ 乾杯!」とグラスをかかげる仕草のJulieに
客席から私もデイヴさんを偲んでグラスをかかげていた。


デイヴさんと交流のあった方々が次々に挨拶。
女優の五十嵐めぐみさんも涙で挨拶、デイヴさんとは素敵な関係だったそう。


そしてデイヴさんを偲んでのライブ。
Julieのドームコンサートと同じくらいの6時間半以上ものライヴ。

でも立って見ていたのでトイレにも自由に行けるし
ときどき一休みしたり、自由に楽しめるライブだった。

化粧室からでてきたら目の前に憧れのCharがいてビックリ。
以前ライブでCharの演奏を聴いたことはあるけれど
こんなにまじかに遭遇できるなんて、一瞬ミーハーな私になりそうだったけれど
デイヴさんを送りにきたんだもの、握手なんて求めたらいけないなぁなんて。

こんなことも。
入り口のソファに座って一休みしていたら
私の隣にいた男性に話しかける人がいた。Julieだった。
ご近所のお知り合いの方でしょうか、その男性に挨拶をしてお帰りになりました。


お酒を飲みながらのライブを初めて経験したけれど
お酒の酔いもあって、自分の好きな歌が次々に演奏され
テンション高くなっちゃった私だった。

初めて見るミュージシャンの方達も多かったけれど、みんなカッコよかった。
私の求める音楽がそこにあった。

デイヴさんと関わった、たくさんのミュージシャンの演奏は
私にとって40数年前にACBで初めて洋楽を生で聴いたあのころを
思い起こさせてくれていた。

エディ藩さんが歌った♪マイガール♪
中学生だった私が初めて生Julieを見に行って
ACBで1曲目に聴いた曲だった。

そう、昨年の正月コン「前夜祭」の初日のような気分だった。

石間さんや篠原さんの演奏を聴いていて、ああ、ここにJulieの歌声が
加わったらどんなにいいだろうなんて思いながら。
CO-CoLOの演奏、いぶし銀のようで好きだったなぁ。

ライブの後半はChar と金子マリさん、カップスのルイズルイス加部さん、
それからカッコいいドラムの人、他にもいたけれど。

とにかく最高でした。
Char のギターも歌声も、
金子マリさんの歌は初めて聴いたけれど、
ジャニスみたいにパワフルな歌声で最高でした。

みんなデイヴさんの写真見ながら演奏していた。
デイヴさんと一緒にセッションしてるみたいだった。

東京じゃなくて、カップスを生んだ本牧で聴いてるから
よけいにそう感じたのかもしれない。

素晴しい歌声と演奏でした。

司会の近田春夫さんが「日本じゃないみたいだ!」って興奮してた。

ディヴさんもそばに来て一緒に歌っていたかもしれない。


朗らかだったデイヴさんと似てお姉さまもとっても明るい人。
会場のみんなで「万歳三唱!」して明るくデイヴさんを送った。

暗いのが嫌いでいつも明るい笑顔が素敵だったデイヴさん。
だからこそ、カップスのメンバーは明るい素敵なお別れの会に
したかったのかもしれない。

そんな素敵なお別れの会に参加できてよかった。
デイヴさん、安らかに。

Julieの歌う♪ヘイ・デイヴ♪を聴きながらパーティの余韻を終ろう。













コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ねじめ正一さん | トップ | Julieの洋楽 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (YOKO)
2009-01-31 21:15:39
ディヴさんらしくお洒落で素敵なお別れのパーティーだったんですね。田舎にいてはなかなか知ることが出来ないことなのでレポしてくださってありがとうございました。ついでに?タローの還暦ライブのレポも拝見出来て良かったです。それにしても大口さんといい青山さんといい癌で亡くなる人が多いですね。私はドーム以来自信をつけて死なない気になっていましたが現実に引き戻されました。友達は自信は大切な薬だと言ってくれましたが
返信する
Unknown (juli-peko)
2009-02-01 13:00:27
>YOKOさん
デイヴさんと素敵なお別れができました。デイヴさんのお人柄が偲ばれる追悼ライブでした。
650人が味わったあの雰囲気を少しでも伝えられたらと思いレポしました。

友達のおっしゃるようにほんとに「自信」に勝るものはありませんよ。

ドームでJulieと一緒に頑張れたのですから、その「自信」を持って気を落とさずに治療に専念してくださいね。
今年もJulieがたくさんパワーくれるはずです。
YOKOさん!ガンバレ~

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

THE GOLDEN CUPS」カテゴリの最新記事