♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

桜色と黄色ながめて

2014年03月29日 16時17分36秒 | Weblog

朝はミルク色した空も

午後には ブルーの色も加わって

 

 

午前中は ベランダから まっすぐにいる桜しか目がいかなかったけれど

お寺の屋根の向こうに

背の高い枝先 桜色に染まってきて

 

部屋から桜眺めながら

耳の傷口の処置して 

 

自分の不注意で 顎を何針も縫うことになったりもしたけれど

悪いものを出すために メスとハサミで切った傷口

その瞬間は 麻酔で痛みは感じなかったけれど

二人の先生の会話と音は耳に記憶されて

 

シャンプーしながら 傷口も キレイにして

三面鏡の鏡越しに見る傷口

痛々しいけれど

夜みるのと

雨の日にみるのと

桜ながめてみるのと 

気分は違って

 

昨日も 麻酔のあとに観た桜

ただただキレイって眺めたんじゃなく

ちょっと前の心地よくない気分を

桜色で晴らしたり

 

不意打ちの病

梅雨時じゃなく 桜の時期で よかったと思うことにして

 

つい最近も 大きな手術をしたひと

自分が数日間寝たきり状態になって

初めて もういなくなった家族の気持がわかったって

いうひとがいたけれど

 

現実の傷口も

傷んだココロの傷も  癒すのは自分しだい

家族でさえ

そばにいるひとでさえ

見えない人間のココロ

ひとそれぞれ 痛みは ひとつひとつ 違うから

 

遠くから 同じ思いだよっていうのもいいけれど

そばに行って 話を聴いてあげる

傷んだココロは ほぐすことが一番いいのかなぁ

って

 

メール交換も途絶えたひとから

自分の用事の枕詞に 耳の具合どう?

 

そんな短い文章に どう返信していいのか

痛みを持ってるひとには

ココロがない表向きの心配は 必要ないかなぁ

 

萎れたココロ いつ元のようになる?

って訊いた数年前の自分もいたけれど

 

そんなとき

元には戻らないって すごい冷たい答が返ってきた

 

元には戻すことはできないけれど

前に動かすサポートはしてあげられるって

 

そんなセンセイのサポートがあっての今だから

ココロが萎れる一歩前に 自分で予防対策

発想の転換ができるようになって

 

道端に咲くタンポポは雨が降らなくても元気に咲いているけれど

我が家の鉢植えのタンポポ

お花の管理人に似て ときどき萎れたり

原因は 耳のことにおおわらわだったりして お水を上げるの忘れたり

 

それでも お花開く準備してくれて

 

 

一番乗りで咲いたお花は くるっと捻りを効かせて 綿毛の準備へ

 

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