♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

76年限りなきロマンを求めて@武道館 沢田研二対談井上堯之④

2019年06月20日 13時31分13秒 | 井上堯之さんのページ

午後になったらミルク色の空から薄っすら光りの気持ち届いたり

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43年前の堯之さんとJulieの対談のつづき

 

PYGのことを語る堯之さん

      

<井上>

あれはやっぱり一つの時代として

決して忘れれられるもんじゃないね。

 

俺なんか『花・太陽・雨』って曲をやって、

テレビ局のディレクターなんかよく言われたものね

「お前、沢田が歌うんだぞ」

「アホ、もっとわかりやすいことやんなきゃいけない」

って言うわけよ、

俺たちにとってあの時期は

正直になることしか方法がなかったわけよね。

お客さんに対しても、

PYGっていうのをやれるかどうかなって計算ができないわけよ

沢田をどうするとか、ショーケンをどうするとか、

俺はそういうリーダーじゃないんだから。

だって一緒になったときから、

研二はスターだと思っているから。

 

その時は俺は俺なりに思想があったし、

ショーケンはショーケンなりに、各自がね。

そうなるとお客さんにヤバイよ、

自分たちばっかりよけりゃいいんだから(笑)

非常に主観的なグループで。

あのグループは失敗だと思っていないし、

成功じゃなかったけど。

 

やはりあの時代には必要だったし、あれがないと

今日の路線とか決まってなかったろうし。

あれはやっぱり一つの宿命だったんじゃないかな。

 

PYGっていうのは、俺にとって

生涯に三つのチャンスがあるっていわれているけど、

一番節になる二つ目のチャンスじゃないかな。 


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