♪夢見る時間が過ぎたら♪

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今と昔を紡ぎながら

ことば楽「歌舞伎小道具よもや話」その4

2016年02月22日 07時45分05秒 | 歌舞伎

まな板にのってる鮮魚は鰹

 

鰹の解体ショーが始まって

 

 

内臓は 綿のようなふあふあな感触

細かい部分までリアルに作ってあって、あとは役者さんのみせどころ

 

からくり人形

頭の部分と胴体の二か所の紐をひくと赤子から地蔵にへんしん

演目「四谷階段」で抱いていた赤子が一瞬で地蔵にかわってしまう

 

歌舞伎の裏方の仕事

照明さんは基礎を専門の学校で学ぶことができて

衣裳さんも基礎を学ぶ学校があって

小道具は専門の学校はないそうで、代々受け継がれてきたそう

 

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◇2015.12.4付け東京新聞によると

「藤原小道具」が120年間、刀や家財道具などの模造品を

納めていた東京・浅草の土蔵が役目を終えた。

・・・・中略

蔵は関東大震災(1923年)と第二次大戦の空襲禍にも耐えた。

四代目は著書で「亡き名優が用い、いくら金を積んでも二度と

作れぬような小道具がぎっしり詰まったまま残った」と記述。

東京大空襲(1945年3月)では火をくぐりながらも生き残り、

「中は冷え冷えとして全く焼ける前と変わらなかった。

紙一枚燻んでいなかった」と振り返っている。

同年9月1日、東京劇場(銀座)で二代目市川猿之助一座が

戦後初の歌舞伎を上演できたのは蔵にあった小道具が無事

だったことも大きい。

このときの演目「東海道中膝栗毛」にすさんだ人々にせめて

わらってもらおうという歌舞伎人の精いっぱいの「心意気」と

四代目の與兵衛さんは記している。

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小道具から学んだ歌舞伎のよもや話

次回の歌舞伎観劇は拍子木の開始の合図からスタートして

役者さんが手にする小道具も違う角度からみつめてみたくなって 

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