44年前の1月10日
チケットの座席番号に思いを馳せて
日劇で歌うJulieを記憶の引き出し開けながら
ZuZuの言葉を噛みしめながら文字を綴って
ジュリーと歌の魅力のつづき③
彼はいわゆる美声、美唱の類の人じゃない。
もっともそんなものに価値も魅力もないけど、
ミックやロッド・スチュワートだって
美声(オペラティックな)ということからしたら、まるではずれてる。
それより、彼独特のフレージングは
一度聞いた人を離さない何かを持っている。
一番初めに聞くと耳鳴りくらいユニークなのだ。
三回、十回、百回きいてゆく程に
それは一生涯とりつかれるまでの不思議な魅力を持っている。
それに あの声・・・・・
甘いような、冷たいようなだけど清潔感なかんじがする。
ジュリーの声は例え出来るだけきたなくグリーズしても、
決して下品になれない声質だから。