♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

レアな僕

2008年11月10日 23時43分10秒 | Weblog
ある青年のドキュメンタリ番組を見た。

両手両足に「先天性四肢欠損」という重い障害を抱えた青年が北京パラリンピックで金メダルを取るまでの栄光の過程を描いていた。

障害をもって生まれた彼を両親は受け入れることができなく育児を放棄した。


両親がいなくても里親のもとで立派な青年に成長した彼。

子供心にどうして僕はみんなと違うのと思ったことはなかったのだろうか。
里親の育て方がよかったのか彼の生まれ持った性格がよかったのか

彼は自分のことを「レアな僕」と表現した。
すごいと思った。


私自身はどうしてみんなと違うんだろうと幼心に思ったけれど
じきに違うんだったら違うなりにしかできないことを自覚した。

片方の手しか使えないならどんなふうにしたら両手のように
使えるんだろうと。

テレビに映る彼を見ていて自分の幼い頃を思い出したり、
Julieの言葉を思い出したり。


どこかのコンサートのMCでJulieが言った言葉。

神様がみんな別々に創ってくれたんだから。
自分の個性だと思えばいい、と。

片方の手しか使えないことを個性だと思うことにしようと。
そのときから個性的な私がスタートした。

「レアな僕」重い言葉に自分を重ねてみた今日。

私を受け入れてくれた母に感謝。
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