♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

17年前のペーパー・ムーン再演その6

2017年06月21日 17時46分45秒 | 沢田研二

舞台の上が自分のお気に入りの場所といえる

中学2年生の田畑亜弥ちゃんのインタビュー記事

 

「自分の中からわき出るものがある。

それを感じる瞬間が好きですね・・・・」

 

彼女の目に映るヒロインのアディは、ナィーブな少女だという。

 

「アディは誰に対しても、『アンタ』なんて言ってしまうほど、生意気な子ですね。

思っていることをポンポン言うし、11歳のくせにタバコも吸う。

でも、本当は自分の中に感情を閉じ込めてしまって、

それを上手に表現すりことができない、不器用な子なのかもしれない。

私だったら、つらくて泣いてしまうような場面でも、

アディという女の子は、ぐっとこらえてしまうんですね。 」と、

自身の姿に照らし合わせる。

 

舞台の稽古は

「目新しいことばかりで、いつも新鮮」と目を輝かせる亜弥。

その新鮮な時間を共有する役者たちについても

オトナは、いつもオモシロイことをする人たち」と亜弥はいう。

もちろん、モーゼ役の沢田もその一人。

稽古をしていて楽しくなるそうだ。

 

「モーゼが片足を上げたら、アディも片足を上げるシーンがあるのですが

沢田さんは、いつも足の上げ方が違うんです。

沢田さんが足を高く上げると、それなら私もと、

沢田さんの演技にこたえて、ポーンと高く足を上げてみせる。

そんなふうに演じるのがとても楽しいのです」と、可愛い瞳をキラキラさせる。

 

相棒以上の感情を抱き始めるモーゼとアディ

この場面が観たくて何度も劇場に通った17年前だったっけ  


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