<Julie自ら語るsuccess story「沢田研二物語」>その4
[輝かしい自慢噺]
ボクはね
業界の人たちからね、人気があったの!
ほんとよ?ほんとなんだから
いろんなことも言われましたけどね
沢田はね、ああ見えてけっこう男っぽい男なんだよ
そんなこと言われてもね、ちっとも嬉しくねえの!
だって、おいらはオトコだ!
どんなに美しいとかね、セクシーとか素敵とか言われたって
オレはオトコだ!って思ってました!
<Julie自ら語るsuccess story「沢田研二物語」>その5
[時代の流れ]
どの世界にも定年とかいうのがあって現場から離れていく
応援してくれてた業界のひとも、力がなくなっていく
そうすると、だんだん奉られるようになってくる
<Julie自ら語るsuccess story「沢田研二物語」>その6
[売れない時代]
1967年にデヴューしてから売れなくなるということも経験して
売れないという副作用、症状というのは
深刻であるというのは日に日に身に沁みてくる
大都会ではお客さんがはいるけど
地方だと少ないなぁと思うことが多々ありました
それは自然の摂理
でも自然の摂理に任せないで
あの手この手をやって
人のやらないことをやって寿命を延ばしてきたという自負もあった
でも、売れてるときにしか効かない治療でもあった
売れないときは何もしない
養生をする、いつの日かのために体力温存する
テレビの出演依頼があって出て行っても
昔の話をさせられる
過去の人として奉られる・・・・れれれるれろ
バラエティ番組が増えてきて
芸能界の地図もがらっと新しくなっていった時期