トンネル抜けたら
レールが重なって
線路脇に名残り雪がつづいて 遠くにピンク色
交差したレールがわかれて複線になって
ふたつのホームはピンク色につつまれて
向こうのホームに同じくな一両編成の車両
ふたつのハートは恋山形駅
駅名標もハート
駅舎がない無人駅
構内の屋根もベンチもピンク
壁にもハート
日本に4つの恋の駅
恋山形駅
国道からの細い道、車でもたいへんな坂道を上がるとこのピンクのフェンスが見えるそう
車掌さんは鉄道娘「宮本えりお」だって
構内には恋がかなうピンク色の鐘もあって
民家もある静かな場所のようだから鐘を鳴らす注意事項を守って
願い事のハート絵馬は智頭急行のネットで購入したらここにかけてくれるそう
便利な世の中になって
ホームから向こうのホームを渡るときは踏切があって
こっちのホームの階段を下りると2016年6月に設置されたピンクのポストが待っていて
郵便局の赤いポストと違って週1回の回収で近くの郵便局に届けられるそう
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二年前の10月末
旅仲間がホームに降りてパチリした恋山形駅
二年前にホームに降りたのは旅仲間たったひとり
気がすむまでパチリできたそう
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二年後の春は
春休みも重なって若者たちがみんなこのハートの前でポーズをとって記念写真
季節によって乗車する旅人も それぞれ