白いうさぎの着ぐるみの中に入ったつもりで
ちっちゃい視界を想像しつつ
猫かぶりの視界はどれほどだったのかしらと
ツアーの最初のころ
ジュリー猫は下手のほうまで散歩せずだったけれど
狭い視界が慣れたころ
端っこのほうまで散歩するようになって
千穐楽もエメラルドグリーンの瞳を魅せながら
端っこまで散歩に来て
ジュリー猫とは東京国際フォーラムで
ばいばいしてから
猫かぶりの中からみつめた風景を思い描いて
ジュリー猫の口元は
秋刀魚マイクをかじるほどに大きくあいていたから
下を向けば足元は見えていたのかしらね
二足歩行でジグザク歩行したり
四足歩行で散歩したり
あれこれな猫を演じたジュリー猫だから
そんなSHOUT!ツアーを思い出しながら
7年ぶりで白いうさぎの着ぐるみのページをめくったら
途中で心地いい眠りに誘われて
いろんな余韻が重なって
色白ふあふあジュリー猫が憂鬱なパルスを歌ってる夢
愛して 夢見るようにぃーーーー
そんなフレーズで目がさめた
寒い師走の朝
色づいた森林を背景に濃紫星もまだ華やかに咲いて
お日さまは厚い雲の中だから
濃紫には映らないけれど
きのう1つだけ弾けた濃紫星
寒いから星形のままだねって髭じい