♪夢見る時間が過ぎたら♪

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昭和43年36回を迎えたウエスタンカーニバルに思う④

2018年01月25日 07時21分07秒 | ☆JULIE写真館

日劇ウェスタン・カーニバルの歴史のつづき

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こうして筆を進めていても、

楽しい想い出、感激よりも、当時仕事が終わって、みんなと別れ、

家に帰って一人っきりになると、"これで良いのだろうか?"

と不安がつきまとって

無性に淋しくなったことが思い出されます。

そのときは今みたいに各バンドがオリジナルの曲を持っていなく、

全部外国の曲ばかりだったので、余計に自信がなかったのかもしれません。

 

その不安や淋しさ<おそらく僕だけじゃなく、みんな同じ気持ちだったと思う>を

助けて、勇気付けてくれたのが

"ウェスタン・カーニバル″を見に来てくれたお客さんやファンの人たちでした。

ただ、それはうれしいんだが、

熱狂のあまり、ステージに飛び上がって来て、抱きついたり、

フィナーレで銀橋に出ると、数人で客席に引き落とされたりで、

折角録画を撮ったのに放映中止になったり、

学校なんかでは"あんな不良の行く処へは絶対行ってはいけない″

というきびしい命令が出たりで、とっても心外でした。

 

勿論、その頃から各グループ、歌手からヒットソング(オリジナル)が出て来た。

"星はなんでも知っている″

"泣いちっち″

"黒い花びら″

"雨に咲く花″

"上を向いて歩こう″等、

一時はロカビリーから歌謡曲のナンバーが多くなり、

オリジナルを持てなかった歌手が非常に不利になりました。

 

僕も13回まで出演した後、地方公演が多くなり、

しばらく見てなかったけど・・・・・それでも時々見に行きました。

しかし、あまりのメンバー交替でビックリしたのと同時に、

この世界のきびしさをまざまざと見せつけられたようでした。


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