ステージからも 後方出口からも
ほぼ真ん中ぐらいの
距離のJulieだから
ちっちゃいちっちゃいフェスJulieだったけれど
3階の マイクロJulieも
2階の ミニJulieも
経験済みだから
想像力を いっぱい働かせて
距離的に
銀色の雫は 感じとれないけれど
銀色の雫 一滴 背中をつーって
着地点は ステージじゃなく あそこって
報告してくれたJulie
ステージのJulieまでが遠いからこその
妄想が 頭の中 ぐるぐるして
予定通りやら
第二希望やらで
れんぞくのJulie鑑賞になって
9まで 数字が重なって
Julieと重ねた 9つの
いろんな場所のライヴが重なって
Julieから
銀色の雫の報告の翌日
昨夜
ついつい
久々に 金色のページめくっちゃったじゃない
散髪した短い髪じゃなく
まだ 髪を長くしていたころの懐かしのJulieだけど
歌ってるJulieじゃないけど
鎌倉ライヴでは
湘南ガールのときみたいに
遠くのそっちのJulieに
シャツの胸元はだけた指先に
ついつい中学生の気分で 歓喜歓喜したら
隣り合わせのJulie愛好家も
同じくな気分だったっけ
銀色の雫じゃなく
ざぶんとしたあとの濡れたJulieの背中
シャツの袖口捲り上げた腕は 今も変わらずだけど
Julie曰く 切れ長ライン
フェスライヴで
ねじれた祈りのときに
鉄人バンドの奏でる音に
くぃ くぃ
って
音符に条件反射して
ずいぶん響いていた 腰つきだったっけ
そんな瞬間は
実年齢を忘れ
めいっぱい がんばっちゃうJuleだから
くるっとターンして
決めたエンディングだったけど
ふらついた足元
どんだけ
めいっぱいだったんだろ
偶然の隣り合わせの
関西地域のJulie愛好家と
おじいちゃん
頑張ったね
って
こそっと
褒めちゃったけど