
ガイドのおじさまと一緒じゃなかったら
知らないままだったかしら
水面に映る逆さミズカンナがゆれているのは
亀の仕業
遠くからみつめるとグレーっぽくて地味な花
ズーム目線で愛でると藤色の花びらが可愛い
ミズカンナ越しに正門近くの藤棚をみつめて
今年は藤色に染まる棚を観られずに残念
蕾を包むさやみたいな葉っぱ
朝降った雨の雫がついた葉っぱ
花をいっぱいつけるとカーブを描く茎かしら
実った稲穂みたいに頭をたれて
◇ミズカンナ
クズウコン科 ミズカンナ属
名前の由来は葉っぱがカンナに似てることから
開花時期は6月~9月
花言葉
永続 ・ 堅実な未来 ・ 快活 ・ 情熱 ・ 熱い思い
初めてのミズカンナに魅了されたあとは
足元のちっちゃな花に目がすいよせられて
ネジバナと教えてもらって
名前のとおりにネジリながら咲いて
花言葉は「思慕 」
雪柳の葉っぱ
マツボックリのことも学習して
ガイドのおじさまにお礼を言って
花菖蒲も見ごろを過ぎて
名残りの花菖蒲越しに三重の塔
それでもパープルを探して
水辺に映る紫も素敵
まだ
キレイなかたちで待っていてくれた花菖蒲に ありがとうして
蓮池と睡蓮池を再び眺めて
朝の雨の雫にありがとうして