♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

8月5日 最期は海のそばで

2011年08月06日 23時56分17秒 | Weblog

昨日、真っ青な空の下、海の近くで

松子さん、みおくりました。

海沿いの道路通って

ちょっと坂をのぼって セミの鳴き声聴きながら 煙突のけむり

 

ヨットハーバーの近くの高台の海の見える部屋で

苦しむことなく 穏やかな顔で

心筋梗塞でした。

 

90歳と2ヶ月 

しわもなくて つるつる マスカラつけてるみたいに長い睫毛

いまにも起きてきそうねって みんなで

それでもやっぱり冷たい手

 

 

 

ガラスのようなジュリーに似ていたひとはねえちゃんってよんで

75歳になった いまでも やっぱりジュリーに似て

料理も洗濯も得意な憧れの叔父さん

松子さんに育ててもらった11人きょうだいの末っ子

 

 

松子さんとそっくりな 叔母さんふたり 86歳と82歳 

まだまだ元気で。

海の近くじゃなかったので。。。3月11日は 被害も少なくて

仙台から新幹線で。

 

松子おばさんってよぶひとも いっぱいいて

40数年ぶりなひともいて

 

ジイジってよばれるネズミ年なひとはおふくろってよんで

おかあちゃん

おばあちゃん

ばあば

松子さん いろんな呼びかたされて

玄孫は中学生から8ヶ月まで4人

残念ながらいちばんちっちゃな玄孫は肺炎で入院中

 

松子さん  第二の人生は石巻でスタートして

私が生まれる前の写真の裏には寿町の文字

写真館で記念写真

そして 私が生まれて2年後に

 

横須賀で新たなスタートして

それからずっと経って

横須賀で 人生の幕をおろして。

 

 

 

 

松子さんをみおくる前に 車数台連なって

みんなで観音崎灯台まで行って 

4歳から86歳まで 灯台を眺めながら

海沿いをてくてくして 

 

真っ青な空と白い雲 

海からあがった 日焼けした 中学男子とすれ違ったり

ギラギラのお日様感じながら  ヨットの白い帆だったり

しっかりこの日をココロに刻んで

 

松子さん 七色の橋のたもとで

43年ぶりに 林(りん)ちゃんと再会できたかしら。

 

新宿にザ・タイガースを観に行って 14日目に 父が逝って

43年後の夏 地元横浜でJulieのトークショーで

ザ・タイガースに対する想いを聴いて

その4日目に 母が逝って

 

 

前日にはテレビでザ・タイガースの話題

そして みおくった翌日、

テレビで 沢田研二の映像と ♪勝手にしやがれ♪と♪TOKIO♪が流れて

そして ザ・タイガースの映像と ♪君だけに愛を♪が流れて

 

Julieが♪勝手にしやがれ♪で賞をとったとき 松子さんも涙して

 

それから数十年が経って

いろんな記憶がなくなって ネズミ年の息子の名前も忘れた頃

ジュリーの声はしっかり覚えていた松子さんでした。

 

たくさん 涙をながしたけれど

思い出がたくさんだから

 

それでも 今日 テレビでJulieの映像や歌で 元気だそうって。

 

 

ここのページにコメントくださった皆様

メールくださった皆様

ひとりひとりに お返事できずにすみません。

 

何も書かない日も たくさん扉を開けていただきありがとうございました。

 

皆様の気持ち しっかり届きました。

 

 

11月の仙台公演、松子さんの想いも一緒に連れていくことになって。

はたして 申込んだチケットは? 

 

 

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1 コメント

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Unknown (hiromi)
2011-08-07 11:21:25
いろんな思い出があるんですね。
人生のいたるところに、ジュリーとの思い出。
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