まだインターネットの響きが普及する前のこと
足を運んで歌うJulieを観賞したり
演じるJulieを観賞したり
仕事と家庭のときはちょこっとになったり
ひとりで羽ばたきたいわと
今迄でありがとうのハンコ押して
ハンコ押したら心も自由になって
ありがとうしたひとと
一緒にトークショー行ったり
観劇したり
ライヴに行ったり
そんなころのJulieはチェーホフ劇に挑んでいたり
1994年2月24日付の朝日新聞
きのう、ひとつめのページに
追加した「かもめ」観劇のページに載せた記事
<あられもなくマジメにチェーホフの舞台に挑む沢田研二>
最近、舞台の活動に力を入れている沢田研二が、
チェーホフの名作「かもめ」で作家のトリゴーリン役に取り組んでいる。
沢田とチェーホフはちょっと意外な組み合わせだが
「僕自身、ロシアの作品をやるとは思ってもみませんでした。
暗くて面白くないんじゃないかと思ってました」と笑う。
「話をいただいて初めて読んだんですが、
その時はだからどうなの?としか思えなかったんです。
それに戯曲に<喜劇・4幕>とあるのもどういうことなのかな?と」
けいこを重ねていくうちに「やってみると輪郭がはっきりしました。
まわりを破たんさせるひどい男ですが悩みもある。
まじめにもうあられもなくまじめに演ずることで
面白さがでてくるんですね」。
演出の井上思とも話し合い「役者の自主性を認めてくれる演出で、
自分も特別でない人間的な役がやれるようになった」という。
歌やテレビでより舞台での活動が増えていることについては
「歌の世界、特にコンサートなどは
結局"かっこいい"姿を出さなくてはならないんですが、
舞台はそうではない自分を出すことができる。
それは緊張を強いられてしんどい作業でもあるんですが、
面白い活動源にもなるんですね」と楽しんでる様子。