♪夢見る時間が過ぎたら♪

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1994年 沢田研二、チェーホフ劇に挑む

2020年10月11日 16時02分04秒 | 沢田研二

アントン・チェーホフ作「かもめ」で

作家トリゴーリンを演じるJulieの思いを

新聞記事で学習して

1994年

平成6年2月24日付の朝日新聞

 

<沢田研二、チェーホフ劇に挑む

ひどい男の役ですが、演じるのが面白い>

沢田研二が初めてチェーホフの芝居に挑戦する。

「ひょうご舞台芸術」がプロデュースする井上思演出の「かもめ」だ。

(3月4日~13日、東京、天王洲・アートスフィア)。

「けいこに時間をかける芝居のペースが好き」という沢田に話をきいた。

歌手から出発し、コンサート、映画、テレビドラマなど

幅広く活動してきた沢田が、ここ数年は舞台出演が多い。

東京のグローブ座で5年前から始めた

音楽劇「沢田研二ACT」シリーズに毎年出演するほか、

去年は音楽劇の「漂白者のアリア」や「三文オペラ」にも出演した。

そこに舞い込んだのが

チェーホフの「かもめ」で作家のトリゴーリンの役で出演する話。

女優アルカージナ(富士真奈美)の愛人で、

若い女優志望の娘ニーナ(神野三鈴)と関係したあげく、

彼女を捨てる中年男の役だ。

共演は井上井上倫宏、順みつき、高橋幸治、内田稔、松重豊ら。
二枚目のイメージが強い沢田には意外性のある配役だが、

沢田はこの役が気に入ってるという。

「本当にひどい男なんですが、腑に落ちるんです。

おとなのずるいところを演じるのが面白い。

複雑で変でひどい男の魅力です」

この秋は大阪の近鉄劇場で

時代劇ミュージカル「ザ・近松」に出演する予定だが、

「ぼくが演じるのは、心中する二枚目じゃなくて、

心中させる原因になる金貸しの役。

ぼくはそういう役の方が好きなんですよ」とうれしそうだ。

演出のけいこそのものも気に入っているという。

「まだ壁にぶつかっていないかも知れませんが、

自分でもどんどん舞台が好きになってきました。

テレビの連続ドラマのような早いサイクルではなく、

一ヶ月かけてけいこをし、

ほかの人たちとせりふを交わしながら、新しいものを発見していく。

時間をかけて、せりふを身につけていくそのペースがいいんです。

客席のエネルギーももらえますしね」

妻の女優・田中裕子は文学座出身。

一緒にやらせたいと思う人がいたら、やりたいですね。

ただ、ぼくの女性フアンたちは

一緒に出てほしくないのかな、と思いますけどね」と笑った。

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私も最後の文字にJulieと同じく笑って


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