手術の予定時間は午後1時ごろ
予定より15分早く 看護師さんが迎えにきて
手術着に着かえ
付添は 連絡あるまで フリーな時間
じゃあね
ってして
看護師さんに連れられ
エレベーターで階下におり
手術中ってランプがついた場所へ到着
看護師さんが 何かで知らせたら
自動ドアーが開いて
ちょっと薄暗い
たくさんの手術室があるようで
そこを ずんずんと進んで
途中に目に入ったのは
手術前後に先生たちが手を洗う流し
それを横目に ただひたすら前進
角を右へ曲がるように
後ろにいる看護師さんの指示のもと
右折したら
大きな手術室
昨日、面談した 麻酔科の先生と 助手の若い女子他
それから
担当医の先生と助手の先生
頭に帽子をかぶせられ
手術台に
40数年前に見た 眩しいくらいの照明が 目の前に
利き手を下にしたまま 点滴の針
それから 手を台の上にのせられ
次に
酸素マスクが 目の前に
すごい臭いに むせ返り ゴホゴホ
2回までは覚えて
名前を呼ばれて 目をあけたら
もうずいぶん時間が経って
まずは耳の痛み
つぎは
耳にいた 不要なもの
麻酔がちゃんとさめてから見たかったけれど
すぐに検体にだされちゃうとかで
目がさめた瞬間に
ああ こんなものが 生れてから数十年も ずぅっと一緒にいたのね
なんて
もう一度、自分の手で 透明な瓶をみつめて
それから
自分のベットにのせられたまま
大型エレベーターで移動して
ようやく 空が見える部屋にもどって
時計は3時のおやつごろだったかなぁ
鼻には酸素の管
看護師さんが 血圧とか お腹の音を聴いて
まだお腹は動きがなく
何分おきだか
何度となく
ようやく お腹の動きが 確認できて
ベットを起こしてもらって
まずは ペットボトルのお水を ごくんと飲んで
点滴のスタンド?に支えられ 独り立ち
そしてひとりで歩行
黄色い腕輪は 付添人から自分の腕に
酸素の管が外されたのは 空が茜雲だったかなぁ
手術の記憶はないのに
手術中に 大きな管を喉に通されたことは
喉がしっかり記憶して
喉がガラガラ
説明は聴いていたけれど
声がでなくて びっくり
よやくでたと思ったらハスキーボイス
そんな瞬間に
Julieも 音楽劇の たび公演の途中
名古屋でつらそうな喉だったっけ
なんて思い出したり
私の喉は もうしばらくかかりそう
5/30の出来事、涙が出ます。
でも、もう随分お元気になられたようで、安心しました。
こんばんは。
元だけで、多分そうかしらなんて。
術前は、落ち着かない日々でしたがと終わってから、ずいぶん気持ちも違って。
今は、明るい気分でココロも再生している途中です。
Julieのライヴの約束があるっていうことが再生の源です。