自分の知らない過去の出来事
文字では伝えられなかったこと
嫌なことを経験したひとは
言葉にすると
嫌なことが蘇ってくるから
ずぅっと 心に閉まって
でも 経験をしていないひとは
想像もできないから
そっちの 方向へ行こうと
神奈川新聞で 連載の戦後70年の記事
シベリア抑留の記憶
毎日、読みながら
天国にいる戦地に行った父親の言葉を思い出して
小学生低学年のころの記憶
好き嫌いが多かった子供に聞かせることは
戦地で
食べるものがなかったから
口にできるものは なんでも食べるしかなかたと
私が小さいころは
物があふれている時代じゃなかったから
子供に語れる戦争の辛い経験は
食べるものに困ったことだけ
食べることに困る
それだけで たいへんなことと想像して
今だったら
語り継いでおかないと
って思いで
新聞記事のように 語ってくれたのかな
自分の知らないことでも
いろんな文字と
想像力さえあったなら
まちがった方向へ行かずにすむけど
物がいっぱい あふれ過ぎると 想像力が無くなりそう
あふれる情報に
真実をみつけるのも 想像力が必要