閏年如月の〆にJulieのこと
2月5日にレコードデヴュー53回目の記念日を迎えて
芸能生活54年目に突入したジュリー
朝ドラ「はね駒」の3月再放送ってことで
1986年をふりかえって
ページをめくっていたらよかったけれど
とりあえずデヴュー記念月の〆に間に合って
不協和音Vol.2のページに
デヴューレコードにジュリー自筆のサインと
1967.2.5の文字
<ジュリー秘蔵「僕のマリー」初公開>
ジュリーが19年前、自分で買って
ヘタクソなサインをしたレコードがみつかったっ!
1986年2月5日で、沢田研二氏はなんと、
芸能生活20年目に突入してしまった。
みんなジュリーはスゴイスゴイっていうけれど、
ほんとにスゴイ、と改めて感動。
一口に20年と言っても・・・・
(一部省略)
ジュリーには波を待つやり方は似合わない。
波を起こすのが宿命の人、
みんなその波にのみこまれるのを待っているのだから。
でも、いつも波の中にいたら酸欠になっちゃうし、
また逆にぬるま湯につかっていたら、ふやけちゃう。
ふやけず、おぼれず、少しずつ軌道修正して
進んでゆくジュリーに戸惑ったり、のめりこんだりしながら、
結局は19年経ったことに驚く有様
(『モナリザの微笑』での物憂げな瞳に魅せられた当時、
まさか、のちに、こんだけの大歌手に
なっちまうとは思わなかったもんなぁ)。
演ってるほうも、見てるほうも、
どこかでバランスを保ちながら、大波小波に揺られ、
結果的にこれだけの年月が経っていたことに
フト気づいただけのこと。
だからジュリー自身も、20年という自覚とか
気負いはないみたい、もともと不言実行の人だから。
(by 不協和音編集部)