レコードデヴュー前のファニーズ時代をプラスしたら
今年でJulieの歌人生50年だけれど
フェニーズお別れ会で
京都府立植物園の大芝生地で
フアンと一緒にお弁当食べてから
そんな長い長い時間が経って
神様が 導いてくれたかのように
球体に誘われ 小路をてくてくして
門を入ったら
ようこそって力士がお出迎えしてくれて
1月27日大安の平日
真冬の植物園 お花は準備中が多いけれど
ひとも少なくて
プラベートガーデンみたいな気分で てくてく
枯草の隙間から 可愛い葉っぱも顔をだして
本牧山頂公園の見晴らし台みたいな
小高い山?丘?に
ぽつんとちっちゃなちっちゃな一輪の芝桜
芝桜が見ごろになったらピンク色に包まれるのかしら
みつけてくれてありがとうって言ってるみたい
いろんな種類の桜の樹がいっぱい並んで
寒桜(カンザクラ)
すでに花びら散っていたり 蕾だったり
白い桜の名前は なんだっけ
池には
髭じい似のアオサギも 出迎えてくれて
横顔魅せてくれたり
後ろの辮髪も魅せてくれたり
高く高く吹き上がる噴水
噴水が吹き上がった瞬間に 鳥たちも行列して飛んできて
Julieの人間噴水は
♪カサブランカ・ダンディから 始まったんだっけ
あれから44年の時間が流れて
今年のお正月LIVE『Barbe argentée(バルブ アルジャンテ)』
初日に ちょっと待ってねで水分補給したときに
きょうは練習していなかったと
ピューっと
Julieの唇からカーブを描く人間噴水
セットリストがわからない初日に
噴水つきの曲、2曲を想像して
どんだけ嬉しかったかな
名古屋と フェス2で リハーサルした歓声
『Barbe argentée(バルブ アルジャンテ)』の千穐楽
見晴らし台で鑑賞していたら
もっと上の階から
Julieの人間噴水に 歓声が降ってきて
自分の中で
Julie噴水に
あんなに歓声があがったの初めての体験かな
誰にもマネのできないJulieの人間噴水に
素晴らしいね
って
客席からの大歓声
Julie愛好家は
毎回見慣れて 特別なことじゃないから
いっつも 反応がクールで
寂しかったけれど
声をだして 素晴らしさを 褒め称えて
素晴らしさを知っているのは
客席に足を運んで
生のJulieを
生の沢田研二を
生さわだを感じているひとだけ
フアンが褒めなくて誰がほめてくれるの?
フアンというものは
あのてこのてを使って
業界人と仲良くすることじゃなくて
家で
ひとの感想を待っていることじゃなくて
ひとのページを見てじゃなくて
いろんなひとがいていいけれど
足を運んで
自分の五感で
生さわだを感じてこそ
ライヴの感想も
真っ先に
ネットでなく
帰り道に
よかったね
って
生の言葉で
語り合ってこそ
そんなふうに思うのは
ネットという言葉が
無い時代から
Julieをみつめて
時間を積み重ねてきたからこその
勝手な個人の感想
口から水を高く吹き上げ
アーチを描いたり
細かな雫で
ハートを描いたり(みつけたひとだけだが見える)
身体でアーチを描きながらの噴水も
真っ直ぐだったり
後ろへだったり
世界で同じことができるひとがいるのかわからないけれど
自国で自分の知ってる限りJulieだけだと
来年69になるJulieに
沢田研二に
負けるもんかの人間噴水ができる
ワカモノアーティストいるかな?
人間噴水の大会もないだろうから
審査員もいなくて
証人は 足を運んで
自分の目でみつめるJulie愛好家しかいないんだから
褒め称えなくちゃ
歳を重ねて
いつできなくなるかわからないから
今のうちに
しっかり自分の目でみつめておかないとね
誰かのおかげでハートブレイクジャーニーしたのに
褒めるのもなんだけど
自分の好きなJulie噴水に
客席の大歓声が ずいぶんココロに沁みたから
ついつい
褒めたくなっちゃって
昨年のツアーは
ジュリー噴水無しよのセットリストだったけれど
たった一度だけ
ジュリー噴水を魅せてくれたライヴもあったっけ