巽橋から路地沿いの屋根にいた髭じい似のアオサギ
お帰りと言ったくせに。。。。
白川に架かる新橋から
遠くの浅瀬を見つめていたら
違うアオサギ
あれも髭じいかしらなんてしていたら
巽橋沿いの屋根の上にいたアオサギが
頭上すれすれに低空飛行して
大きな翼広げて素敵な後ろ姿を魅せながら
ゆっくりと目の前の浅瀬に着水
奇跡の瞬間に
デジカメ電池ギレ
電池ギレのひとは自分の瞳に髭じいを保存しつつ
ダメもとで電源入れたら名残りの電池で
横向きの素敵な髭じいのお姿 たった1枚パチリできて
名残惜しそうにしていたから せっかく屋根から飛んできたんだから
遠く向こうにいるアオサギより ボクのほうを見てよ
デジカメが使えずに
散歩仲間が スマホみたいなガラホで
初めてズーム機能を駆使してのパチリ
通りすがりのひとたち
橋の上で何を見つめてるのと ふたりの視線の先に
足をとめるひともいて
観光客のギャラリーも すぐにいなくなり
相変わらず髭じい好きなふたりだけになったのに
辮髪を魅せながら
水面に何かをさがしたり
こっちにはあるかな 美味しいもの
ふたたび 首をすくめたり
むこうを向いたり
髭じいの方向向いたら 夕陽の時間を教えてもくれて
急遽のカメラ担当に あっちを見てだったり
夕陽を知らせてくれたあと ふたたび首をすくめて
横向きで 髭をアピールしたり
自慢のほっそりな赤い脚をアピールしたり
浅瀬だから足元まで魅せてくれて
もう夕陽のベールの時間だから
お帰りって言ってるみたいなそぶりの髭じい
いろんなポーズ魅せてくれてありがとうねして
橋のたもとから ガラケーで ちっちゃいちっちゃい髭じいをぱちりして
じゃあねと声をかけたら
ひと鳴きして
ホールに響き渡る
ステージの髭じいみたいな
気持ちのこもったシャウトして
白川をまっすぐ飛びたち
川沿いの屋根に止まって
屋根の上から
こっちをふりかえる髭じいだから
なかなか立ち去りがたく
アオサギでさえ
私たちの気持ちわかってくれるのにね。。。
なんて
ハートブレイクジャーニーのふたり
京都さんぽの締め
火鉢の鉄瓶の湯気にほっこりしながら
作ってくれるのを待って
満員のバスを見送って
つぎのバスで駅に向かって
虹色噴水の時間にじゃすとふぃっと
新幹線の乗る時間と座席を決めて
ホームに上がったら
ロームシアター京都の客席の風景が待っていて
今年の髭じい
新しくなった京都会館(ロームシアター京都)で歌うのはいつ?
なんてしながら 京都駅をあとにして
いろんな魅せどころ熟知していてステージ髭じいがのりうつったみたいなアオサギでした。
白川のアオサギが京都さんぽのいい締めをしてくれました♪