♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

うつ

2007年08月24日 23時58分06秒 | Weblog
うつと職場復帰。。。みたいな内容のテレビを見た。

今、大企業ではうつで休職をしている人が大勢いるとか。
私もその中の1人だった。

めでたく職場復帰ができて今、元気に働いてる人の
インタビューを見た。

その人の経験談は私と似ていたので興味深かった。
うつに陥った原因は職場での環境が私と全く同じだった。
その人は幸いなことに通院のときには
職場の人事担当の人が同行していて、その人の状況を細かく把握できていた。
なので職場復帰のタイミングや仕事の内容等、その人の状況を
見ながら上手くいったよう。

私の場合は職場に1ヶ月ごとに診断書を提出し、自分の現状を職場に
伝えていたので職場復帰のタイミングや職場環境の問題等、
ある程度考慮してもらえたと思う。

その人も言っていたが、うつの治療には個人のプライバシーも
公開しないとならないこと。

私の場合もそうだけれど主治医の先生に自分の全てを理解して
もらわなくては治療方法がみつからない。

自分のプライバシーをさらけ出すことで、自分が見えてくる。
自分のいいところも悪いところも全て、人に見せてしまって。。。

うつになってしまったら、自分で生きる力も失ってしまう。
なので恥ずかしいとかいう気持ちもおきなかったと思う。

生きる気力の無くなった自分をどうにかしてほしいと。。。
自分では命を絶とうという力も、生きようという力も無くなって。。。

自分の経験談を話すその人を見ていて改めて自分の辿ってきた
過程を思い起こした。

職場復帰して8ヶ月が過ぎ仕事も増えていてる今、
職場復帰は成功したんだと思う。

まだ職場のメンタルの先生と主治医の先生の管理下にある私。
薬を飲みながら生活している日々。

プライベートでは趣味の沢田研二鑑賞も楽しく思えるようになった。

うつになったら完全に完治はしないと聞いたけれど。。。
人生の半ばを過ぎてこんな病になるとは思っても見なかった。。。

生と死について何度も頭をよぎった昨年。
苦しくてどうしようもない日々を送ったけれど
私にとっては無駄な日々ではなかったような気がする。

仙台でJulieが言っていた
「気がつかないうちに生死に関わる瞬間をすりぬけてきたんだろう」
という言葉を思い出す。

私もその瞬間をうまくすりぬけることができたから今こうしていられる。
Julieの言葉がしみじみと思えた今日。



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