京都の鴨川にいたアオサギ
顎のラインの長い毛並みが
ステージの髭じいと箱庭の髭じいに似て
それからアオサギ観察が面白くなって
京都府立植物園にいたアオサギも
辮髪みたいな後ろ姿も
一番心が通じ合えたような気がしたのは
京都の白川に架かる巽橋から見上げた
屋根の上にいたアオサギ
新橋を渡ろうと移動したら
私たちの頭上をかすめるように低空飛行で
白川に 舞い降りて
夕陽のベールも教えてくれたり
もう帰るころと 一声鳴いてくれたり
初めてサギの鳴き声を聴いて
ひとも鳥も
長い時間じっとみつめていると気持ちが通じるのかしら
そんなアオサギを箱庭の髭じいにも見せて
記念のパチリもして
大池で長い首をすくめて ぼ~
カメラに気がついたのか、くるっと前を向いて
顎の下から胸元まで続く黒い模様も魅せてくれて
身体を斜めにして頭から背に繋がる辮髪みたいな黒い羽も魅せて
カメラマンの心の中の要望に応えてくれる三溪園のアオサギ
大池の髭じいに またあとでねして庭園散策つづけて
折れて太い幹にぶら下がって 踏ん張ってる桜の枝に
辛抱いくつもして踏ん張ってる私たちみたいねって散歩仲間
病気になって枯れてるような幹、
支えの木にサポートされて伐採されないから生きてるのかしら?
髭じいも柵の上で心配して
庭園観察も終えて大池沿いの道をてくてく
八つ橋方向の梅をみつめていたらアオサギが
水面に自分を映しながら水を飲んで
首をのばして顎髭みたいな羽を自慢げに
顎髭みたいな羽を自慢げに
辮髪みたいな黒い羽、さっきより短く感じて
首をすくめたり
三重塔と一緒にパチリもして
さっき足を運んだ涵花亭もみつめて
大池に映りこむ青い空と一緒に記念のパチりもして