ゆも庵

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Yさん AT84コンパクト製作記

2024年08月03日 | ハンドガン

フルサイズの銃をコンパクトしたくなるYさんはCz75に目をつけました。

当初KSCのCz75をベースにしようかと考えましたが、ショートスライドのAT84にしました。


不要なパーツを取り外します。



普通のCz75とAT84だとスライド前部の形状が全然違います。

このままじゃカッコ悪いですねぇ。

バレルはマルシン製ハイパワー用で大丈夫みたいです。


スライドのエキストラクターのモールドを切除しました。


KSC製93R用マガジンが使えそうです。

MGC製Cz75を加工した時はマルシン製M9のマガジンが使えましたが、KSC製Cz75のフレーム内側は少しキツめで使えませんでした。

スライド前部に被せるパーツを整形します。


システム7(下側)のスライドレールが大きくカットされちゃっているので、


旧型から移植します。


マルシンのハイパワー用バレルを整形します。




組んでみて問題ないことを確認しました。


リコイルスプリングガイドはスライドを貫通しないタイプにするので、伸縮させる様に加工します。


スライド前面をCz75のように加工するためのパーツを自作します。

右のワッシャーは、リコイルスプリングの力がAT84のリコイルスリングガイド用の穴を塞いでいる部分に掛からないようににするためにスライド内側に設置します。

スライド前面の穴を塞ぎつつありますが


並行してバレルの組み込みに支障が出ないように調整中です。


バレルの組み込みの調整のため、先にマルシン製M9用のブリーチをベースに加工していきます。

ファイヤリングピンが短すぎるので、6mm径のABS丸棒で作成します。

ブリーチだけじゃ調整できないので、バレルの短縮も進めます。

ファイヤリングピンはABS丸棒から整形しています。

バレルは30mm短縮しました。


インサートもバッチリです。


ブリーチはABS板で肉付けしています。


ファイヤリングピンに固定用のスリットを切り


肉付けしたブリーチの後ろにファイヤリングピン用の穴を開けます。


ブリーチは加工途中ですが、バレルのセットに影響ないことが確認できたのでひと安心です。


リコイルスプリングガイドを伸縮させる方法を色々考えていましたが、やっと方向性が決まって加工をはじめます。

右側のパーツを短くカットして、真ん中のパーツにネジを切って固定します。

リコイルスプリングガイドを加工します。


リコイルスプリングガイドの加工がほぼ終わって作動チェックしています。

動きが良くないです💦

リコイルスプリングガイドの調整をしていたら、スライドがフレームから外せなくなっていまいました💦

鉄板を切り出して作成した治具で引っかかっている部分を探します。

スライドが少し前進したけど、まだ外せません💦


スライドがやっと外せました。


リコイルスプリングガイドが少しおじぎすると、後部の太い部分がフレームの亜鉛パーツに引っかかってしまうようです。

引っかからないように対処していますが、まだ完全とは言えず厄介です💦

とりあえずスライドストップが掛かるまではスライドが後退するようになりました。


リコイルスプリングガイドがおじぎしてフレイムに引っかかるので

バレル下部に1mm厚のABS板を貼って、リコイルスプリングガイドがおじぎしないようにして解決しました。

リコイルスプリングをジャンクBOXから探し出しました。


スライドにエキストラクターピン用の穴を開けます。


ブリーチにエキストラクターが入るスリットを開けます。


ブリーチにエキストラクター用のスリットを開けた際、元々開いていたエキストラクターピンの穴位置が丁度エキストラクタースプリングを受ける所だったので

3mm径の真鍮丸棒を加工した物を差し込み、スプリングが受けられるようにしてエキストラクターピンも新造しました。

エキストラクター用に4mm厚の真鍮板を切り出し


3.5mm厚になるまで削ります。


エキストラクターを整形中です。

カートを咥える爪の部分がまだ終わりません💦

エキストラクターの爪がとりあえずカートを咥えるようにになりました。


ブリーチはこんな感じです。

上部の真鍮パーツはスライド内側上部の溝に嵌ってガタつきを無くすためのものです。

カートを装填するとスライドが不完全閉鎖を起こしていたので


調整して閉鎖するようになりました、


スライド前部のパーツを接着していなかったので、そろそろ接着して整形します。

接着したことによりバレルの動きがタイトになっているので、先にそれを調整中です💦

バレルの動きがタイトでスライドが完全に下がらなないので調整してホールドオープンするようになりました。

まだエジェクターを作成していないので、カートは排莢されません。

エジェクター用に5mmの厚の真鍮板を切り出します。


ついでにフレームハウジングも切断しました。


エジェクターを整形していますが、スライド後部の形状に合わせるのが難しいです💦


加工途中のエジェクターをフレイムに置いてみます。

荒削りはこれくらいでよさそうなので、固定して作動調整します。

エジェクターをフレームにネジ止めします。


そのままの長さだとカートが引っかかっていたので


エジェクターを少し短く加工して排莢するようになりました(^^)


フレームをバラして切断します。

マスキングテープの部分を短縮化します。

フレームを12mmほど切り取りました。


ノーマルと比べてみるとこんな感じです。


ハウジングは接着だけだと弱いので、両サイドを削って鉄板でネジ止めします。


接着したフレームにネジ止めしたハウジングを組込みました。



キャロムショット製木グリの下部をカットし、整形して取り付けます。



スパーハンマーをリングハンマーに変えるので、1911用ハンマーのリング部分を移植します。


不要部分を切断します。

ここからが時間がかかります💦

AT84のハンマーと1911のハンマーを接合中です。


ハンマーの上下を接着剤とステンレスピンで固定して、接合部分にはアルミパテを盛って乾燥待ちです。


フレイム下部にリコイルスプリングの力が掛かって破損するのを防ぐため、ハウジングをフレイム上部にイモネジ止め。


ハンマーの具合を見るため組み上げてみたら、テイルにリングが当たってスライドが後退しなかったので、


テイルを整形し動くようになりました。



フレイム後部右側の隙間をABS板で埋めました。


マガジンはKSC製93R用を切断して作成、マガジンスプリングはとりあえずマルシン製カート式GBBのM9用マガジンより流用します。


マガジンボトムはMGC製Cz用を加工しています。


マガジンフォロワーとスライドストップの連携加工に入ります。


ブリーチに補強財を貼り付けるため、3mm厚のABS板を切り出します。


ブリーチに補強材を接着してスライドにセット、ガタつきが皆無になってひと安心です。


マガジンフォロワーには


マグキャッチが掛かるようにABS板を貼り付けて整形します。


マガジンをフレームにセットして、フォロワーとスライドストップの関係を見たら前後のズレが気になる。

これだとスライドストップに追加する爪を斜め下方向に伸ばすことになるので、相性が悪い。

マルシン製ハイパワーのマガジン(フォロワーは93Rのまま)で試してみたらピッタリだったので


マガジンを作り替えましたw


マガジンをマルシン製ハイパワー用で作り直すとトリガーバーの内側がマガジンに干渉するので、削って調整中です💦


トリガーバー内側の加工が終わって、マガジン入れてもリターンするようになりました。


スライドストップに4mm径の真鍮丸棒を加工した爪をねじ込み


スライドストップが掛かることを確認しました。




バレルのフィーディングランプを3mm厚のABS板で延長して


組み上げて作動確認しましたが問題ありませんでした。

フルロード(11発)でテストすべきですが、このスライドは割れやすいとの指摘があり、5発までとします。

バラして気になるところを見直したら


内部パーツの最終調整が完了しました。


塗装して組み上げて完成です(^^)



CZ75(MGCベースのモデルガン)と並べて


Cz75タイプのコンパクトもいいですね!


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