S&W Kフレバカの私はSWATでHWSの「S&W M15アップグレードモデル」を受け取りました。
GUN誌の新製品情報の写真で見た「オールドアイアンフィニッシュ」に惹かれて現物も見ずに予約したのですが
その後何の音沙汰もなく、中止になったのかな?と思っていたら、しっかり納品されていました。
う~ん期待させるチラシです♪
いざ現物を見てみると...
これが「オールドアイアンフィニッシュ」??
シルバーキラキラでクルマの塗装にしか見えないんですけど...
(画像ではわかりづらいですが、現物の表面はシルバーのツブツブが目立ちます)
ひょっとしてHWSのカスタムということで期待しすぎていたのかもしれません。
しかし、横で見ていたYさんが「以前の塗装カスタムもひどかったけどこれもダメだねぇ」と一刀両断です(泣)
しかも、
フレーム上部の多分他機種と金型を共用したと思われる「線」が出ていたり、
CMC時代からのフロントサイト前面のパーティングラインが未処理のまま塗装されています。
塗装の色は主観の相違ということもあるので百歩譲るとしても、「ショップカスタム」というなら
塗装前の下処理はきちんとやるべきでしょう。
高い値段分の付加価値がどこにあるのでしょうか?
また、実物Kフレーム木グリを装着してみるとHWSのグリップフレームは前方が長く、木グリを
装着するとグリップフレームの下部前方が丸見えになるので取り付けることができませんでした。
S&W M19の2.5inが発売された当初に実物木グリを取り付けたらグリップフレームのラインが
合っておらず取り付けられず、純正木グリしか合わなかったことがあり、ここらへんは改良されて
いないようです。
今思えばCMCのS&W M19/スマイソンも完璧ではありませんでしたが、その血筋を継ぐHWS
には改良を重ねていってほしいものです。
それに付けて、パーティングラインの未処理は塗装モデルとしては致命的です。
取替えさせた方が良いかも知れないですね。
HWSは素材としては良くできていると思うのですが、完成品としてみるとやっぱり残念仕様なんですね(-_-;)
塗装はスチール地肌を再現したかったんだろうという意図は理解できます。
塗装で金属地肌を再現するのは難しいですね。
HWSもパーティングラインが残っていることは承知で塗装したんでしょうから今さら
「間違でした」と交換に応じないでしょう。
無理やり修正されてかえって酷くなってもイヤですしね。
そういう点ではHWSの完成品は良いできだと思います。
やっぱりシンプルなKフレも美しいですね。
唯一コストパフォーマンスと再現性で許せるのはマルシンLフレ位でしょうか?
HWSのM15って中途半端なんですよねェ・・・
まあCMCの型だから・・・って言うのはHWSの怠慢ですね(言い過ぎか?)
テーパーバレルじゃ無いバレルピン在りのM15って在るの?と言いたい!
もっと安ければ我慢するけどね・・・汗
マルシンLフレは奇跡のリボルバですが、製造時期によって差があるので一概にはいえないところがあります。
やはりKフレにテーパーバレルを望んでしまうのは贅沢なんですかねぇ...
CMCは当時最高でしたが、HWSでの更なる発展を期待したいです。