ゆも庵

トイガン好きの多分トイガン中心Blog

Yさんアストラ300デッドリンガー製作記

2022年05月08日 | ハンドガン

大病を克服したYさん。

退院直後は普通に歩くことも困難でリハビリに注力されてましたが、今では普段通りに快復しました。

体調が戻れば、またカスタムの虫が疼くのは製作者の性なので早速復帰第一作に取り掛かります(^^)

旭工房製アストラ300デッドリンガーカスタムのキットの到着に合わせて

ドナーガンとなるマルシンの1910キットも準備万端です。

キットの目立つバリを落とし、簡単に組んでみます。

延長したバレルだとノーマルバレルのインサートが見えにくくなるので

新たにインサートを作成して

インサートを見えやすくしました。

延長したバレルをスライドに組み込んで、フレームにスライドを差し込もうとしたらフレームスペーサーが干渉して入りません。

フレームスペーサーの両サイドを2mmほど削ってスライドにセットしてみると

すんなりと入ってくれました(^^)

スライドの後退量は

こんな感じです。

スライドはすんなりでしたが、グリップの取り付けはポン付けとはいきませんでした。

グリップの裏側上部とネジ穴付近の整形、フレームのグリップスクリューの通る穴の拡張が必要でした。

マルシン1910のエキストラクターは、アストラのスライドに対して厚みと横幅が足りないので
 
真鍮で作成することにします。
 
真鍮板から削り出して
 
取り付けてフィッティングします。
 
エキストラクターの整形がほぼ終わり、スライドに取付けてみました。
 
マガジンからチャンバーへのカートの装填、エキストラクターがちゃんとカートを咥えた状態でスライド後退させられるところまで確認できました。
 
1mm厚の真鍮板でマガジンキャッチを作成します。
旭工房のキットでは今まで2回マガジンキャッチを作成しましたが、今回が一番複雑な形状です。
 
グリップパネルの裏側は、マガジンキャッチをセットできる様に窪みがあります。
 
マガジンキャッチを置いてみるとこんな感じです。
 
マガジンキャッチをフレームに1mm径のピンで固定します。
 
グリップパネルを取り付けてもマガジンキャッチが動かせるのを確認できました。
 
マガジンにスリットを切ってフレームにセットしてみたら、マガジンキャッチの爪を調整をする事なくロックしてくれました。
 
マガジンキャッチが上手くいったので、とりあえずパーツを全て組み上げて装填・排莢テストをしてみました。
するとマガジンのロックが甘く抜けてくるので、 マガジンキャッチの爪を整形し、しっかりロックするようになりました。
 
マガジンボトムの形状変更します。
 
この銃はマガジンを引き出す際の爪が前ではなく横に付いています。
 
そのため、鉄板でそれらしい爪を整形し、0.8mm径のステンレスピンでマガジンに差し込み、
 
フレーム下部とグリップパネルも爪に合わせて整形しました。
 
マガジンベースプレート前部の爪を削り取り、
 
新造した爪をロックタイトのプロユースで側面に接着しました。
 
フレーム前下部のマガジンベースプレートが収まる部分を埋めるため、
 
マルシン1910のフレームを切り取って接着します。
 
フレーム前下部の接着した部分の仕上げが終わって、次はランヤードリングを真鍮で作成します。
 
ランヤードリングはフレームに差し込んでいるだけですが、結構しっかり固定されています。
 
GUNPRO誌のアストラ特集記事を見ていたら、セフティキャッチ(スライドストップ)を、
 
動かないにしてもシルバー色の別パーツにしたいと思い、3mm厚のアルミ板で作成しました。
 
セフティキャッチを両面テープでフレームに仮止めしてバランスを確認します。
 
これで主な加工は終わったので、一度バラして塗装しようと思ったら、
 
実物画像を見ていたら、フレーム右側にセフティキャッチの軸が露出していたので、
 
軸の露出部分を4mm径のスチールピンをスライスして再現しました。
 
分解して塗装・組み立てて完成です。
 
ラストは同級生と2ショットです。
 
体調が回復したYさんの今後の製作が楽しみです(^^)
 

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