諦めかけていたS&W M327/R8のモデルガンをタナカがやっと発売してくれました(^^)
といっても私が待っていたのはM327/R8そのものではなく、Nフレーム8連発の新しいS&Wリボルバのカスタム素材でしたw
327が出たらやろうと思っていたPC(=PerformanceCenter)627の製作を旭工房の仲代さんに相談すると、必要なパーツを揃えたらやるよとのことでしたので、早速パーツ集めを始めました。
必要なのはタナカのM29フラットサイド3インチのバレルです。
「まあ探せばあるだろう」とヤフオクで検索するとヒットなし💦
発売されてから10年近く経っているので流通在庫がなく、タナカにパーツ請求しても当然在庫なし。中古ショップも以下同文。
たまに出品されても強気のプレミア価格でバレル以外不要なガスガンに高値を払いたくもなく、久しぶりの長期戦となりました。
しかし、中古市場には熱心に探すと見つからないモノが、時間を置くとひょっこり出てくる不思議なジンクスがあります。
とりあえずフラットサイドのことは忘れて2ヵ月ほど経って中古ショップを覗いたら、あら不思議お手頃価格のやれたフラットサイドが見つかりました(^^)/
カスタムの素材なので美品である必要がないので、割れ欠けがないことを確認して無事確保しました。
フラットサイドと327を旭工房に送ってPC627バレルの製作と取り付け・刻印をお願いしました。
シルバー塗装は好きではないとのことで、架空モデルのPC327として受領しました。
これだけでも十分カッコいいのですが、初志貫徹でダメ元であじゃさんに塗装をお願いしました。
あじゃさんは自身のカスタム製作に注力されて依頼を断っておられるのでダメだろうなぁと思っていましたが、運良く引き受けていただきました!
当初はステンレスモデルへのお色直しだけのつもりでしたが、おじゃさんから
1.バレルの曲面のRがPC627と逆
2.327のフレーム上部には補強板があるけど、ステンレス製の627にはない
というご指摘をいただきました💦
どちらも私の製作指示書への記載漏れでお恥ずかしい限りです。
自分が「わかっている」ことを製作者の方にも共有するためには当然ながら文字と図で示さないといけません。
依頼する前にいつも資料の内容を確認しているのですが、自分がわかってることを相手もわかってくれているつもりになってました。
あじゃさんにはお手数ですが、こちらの加工もお願いしました。
おかげさまで思い描いていたPC627が完成しました。
塗装技術も個性が出るものですが、私はあじゃさんのステンレス調塗装が大好きです(^^)
シリンダーロッドはモデルガン用パーツが無いのでメッキしていただきました。
.357MAG 8連発、Nフレームのスナブノーズなんてマッチョなリボルバですねぇ。
あじゃさんに製作をお願いしたときにはMULEのM327用木グリを着けていましたが、今回はEagleの木グリに替えました。
がしかし、このEagleグリップは左右で削り方が異なり、フレーム左側の下端が見えてしまいます(´;ω;`)
Eagleではあることですが、木目が良いのに残念です。
PerformanceCenterが手掛けると華やかなモデルになりますね。
映画「BloodWorks」で元FBI分析官に扮したクリント・イーストウッドがPC627を使ってますが、それほど出番はなく、シリアルナンバーを確認することが出来ませんでした。
せっかくNフレーム8連発を作ったんだからタナカには新たなバリエーションを出てくれることを期待してます。
新しいメッキ技術でPC627なんていかがですか?
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