まず、追加した道具です。
耐火煉瓦とバーナーの他、金具を叩いて整形する鉄台と金槌などです。
バーナーは、ガスライター用のガスを使う物で、使い易いタイプです。今回の金具のような小さなパーツには十分に使えます。
最初に、0.9㎜の角形銀線をベースの形に曲げます。
つなぎ目に銀蝋を置き、バーナーで加熱して接続し、鉄台で叩いて薄くします。
このベースの上に、0.3㎜厚の銀板をコの字型に切り取り、載せます。溶接用にフラックスを塗り、銀蝋付けします。
この銀板部分に穴を空け、0.9ミリの丸型銀線を差し込み、蝋付けします。銀自体も溶けますので、強力に溶着出来ます。ただし、本体自体が溶けない程度に熱さなければいけません(今回も失敗作の残骸が・・・)。
余分な銀蝋を削ります。
最後に、ガンブルー液で黒染めします。
今回の完成品4点です(倍以上の残骸が・・・)。
少しずつ、形が良くなっているようですが、まだまだですね・・・。
素材に銀を使っているので、蝋材が溶けて本体を溶かさない微妙な火加減は、なかなか難しいもので、更なる練習が必要です。
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